34小春はベッド端で、壁に寄り掛かかるように横になっていた。その中央ではあやめと椿が抱き合うように横たわっている。「可愛かったわぁ、小春ちゃん。ホントに可愛い……」「これからも三人で楽しみましょうよ。お姉さん」「そうね、でもまずは今よ。今から……」「今から? 今からって……。まさかあれ? するの……?」「そうよ。せっかく来たんだから、もっと楽しませて頂戴。いいでしょう」「お姉さんがしたいなら、あたしはもちろ...