27筆の毛先の感触。それはまるで数十匹のアリが歩いていうような感覚だった。そんな数十匹のアリが、剃ったばかりの小春の毛穴を歩いているのだ。「ひぃっ、いやっ、だめぇぇぇ~。チョット、チョット待って叔母さん」「予想以上の反応ねぇ。叔母さん嬉しいわぁ」「あぁだめっ、だめっ、お願い、チョット待って、チョット待ってぇ~」「どうしたのぉ。くすぐったいの? それとも気持ちいい? どっちにしても、このままネチネチじ...