25数日後、椿は予定通り旅行に行った。そしてそんな椿と入れ替わるように、小春の寝室にいたのはあやめだった。二人はベッドに並んで横たわっている。「お母さんから話は聞いたけど、本当にいいの? あたしで……」"いいの" とは、もちろんバージンのことだ。「うん。あたし前から叔母さんのこと……。だからいい。後悔しないよ」「わかったわ。おばさん嬉しいわ……。それからね、お母さんから小春ちゃんはMだって聞いたけど。もしそう...