11千夜、どうして帰りが遅いの。何をしているの。もしかしたら誰かと……。あたしはそんな不安と胸騒ぎの中、バスルームでオナニーを始めていた。「あぁ、お願い千夜。そんなことされたら逝っちゃう、あぁだめ、だめよぉ」もうあたしの両手は千夜の手だ。千夜の手はあたしが感じるように感じるようにあたしの性感帯を責め嬲る。一切の無駄がないその動きは、あたしをどんどん絶頂へと向かわせるのだ。「あぁ逝くっ、逝っちゃう千夜、...