13焦らしに焦らされているマリアは、時間の感覚さえなくなっていた。カーテン越しの商店街が、すでに暗くなり始めていることにも、まだ気がついてはいなかった。今は一旦バイブを抜き小休止といったところで、両手の拘束も解かれている。「さぁ、そろそろ逝かせてあげましょうね、マリアちゃん」「あぁ嬉しい、やっと、やっと逝かせてもらえるんですね」「そうね。マリアちゃんの体、1秒でも早く逝きたいって言ってるみたい」「そ...