36浴室は、月子一人が四つん這いになるには、十分すぎる広さがあった。その顔は壁の鏡に向き、アナルは浴槽に身を沈めた二人に向いている。「あぁ~、あぁ~ねぇ、もうだめっ。出そう、ねぇ、出そうなの」「あらっ、そうですの。我慢しても無駄ですわ。その薬、効き方は緩やかですけど、一度効き始めたらは腸の蠕動作用を最大限にしますの。だから我慢したところで、機械のように中身を押し出しますわ」「そうなんですって、どうす...