28「あっ、嫌っ、ちょっと何よこれ。脇の下だけ切って、恥ずかしいじゃない」「まぁ、月子様。恥ずかしいなんて言葉、ここにはありませんのよ」「そうですよ。これくらいで恥かしがっていたら、身が持ちませんよ。それよりこの脇の下、どんな匂いかしら」そう言って床にハサミを置いたリリが、月子の脇へ顔を近づけた。ママもハサミを置くと、リリとは反対側の脇へと顔を近づける。「ちょっ、ちょっと……」「それでは只今より、月子...