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あなたの燃える手で

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九尾の猫達

28
「あっ、嫌っ、ちょっと何よこれ。脇の下だけ切って、恥ずかしいじゃない」
「まぁ、月子様。恥ずかしいなんて言葉、ここにはありませんのよ」
「そうですよ。これくらいで恥かしがっていたら、身が持ちませんよ。それよ
りこの脇の下、どんな匂いかしら」
そう言って床にハサミを置いたリリが、月子の脇へ顔を近づけた。
ママもハサミを置くと、リリとは反対側の脇へと顔を近づける。
「ちょっ、ちょっと……」
「それでは只今より、月子様の脇の下の匂いを嗅がせていだだきますわ」
二人は吊られて伸びきった月子の二の腕を掴むと、少しかがむようにして菱形
の穴に鼻を突っ込み、まるで犬のように匂いを嗅いだ。
「あっ、ひぃぃっ、嫌っ、恥かしい、恥ずかしいわよ」
「あぁー、少し匂います。ねぇ、ママ」
「そうねぇ、よぉ~っく嗅ぐと分かるわね。確かに少し匂うみたい」
「嫌っ、嫌っ、やめてっ、こんなの恥かしすぎるわ」
「大丈夫ですよ、月子様。すぐに綺麗にしてあげますから」
「えっ?」
キョトンとするのも一瞬。次の瞬間ママとリリの舌が、月子の脇の下を同時に
舐め始めたのだ。
「はぁっ、はうぁぁ~。いっ、いやぁぁ~ん」
「どうですか? 感じます?」
リリは舌を平らに広げ、その面積全体でねっとりと舐め上げた。
「まぁ、リリ。いやらしい舐め方ねぇ。それではあたくしは、舌先でくすぐっ
てみようかしらぁ?」
ママの舌が脇の下をくすぐった瞬間、月子の全身が "ブルッ" と震えた。
「あぁっ、ひぃぃ~、だめっ、そんなのだめよぉ~」
「リリ、月子様はチロチロくすぐられるのが弱いみたい。しっかりくすぐり舐
めて、ご満足いただくのよ」
「はいママ。徹底的にくすぐり舐めて、必ずご満足いただきます」
先を尖らせた二枚の舌が、月子の両脇をチロチロとくすぐり続けた。鴨居に吊
られ、踵の浮いた月子にはどうしようもないのだが、それでも身をよじって逃
げようと試みる。しかしママとリリは、そんな月子に抱きつくように密着し、そのままたっぷり三分はくすぐり続けた。
「ひぃぃ~、ひぃぃ~、やめてっ、もうやめてっ、ひぃぃぃ~」
「まぁ月子様、そんなはしたない声をお出しになって。わたくしどものご奉仕
はまだまだこれからですわ」
二人はまた裁ち鋏を持つと、月子のシャツをジョキジョキと切り裂いていっ
た。そして切れて肌が露出したところを舐めていく。
「うふふっ、脇腹はもちろん……?」
「あぁっ、だめっ、だめに決まってるでしょう」
「でもだめって言われると、もっと念入りに舐めたくなりますわぁ」
「そうですよ。あたしは背中の真ん中を下から上に、んん~ほぉ~らっ」
「ん~あぁ~、だめっ、あぁぁ~だめぇ~。ゾクゾクするわぁ~」
「んん? やっぱり。月子様は敏感な体質みたいですわねぇ」
勝手気ままに切られたシャツは、まるで幽霊船の帆のような有様だ。
「ねぇ、ママ。このスカートも切っていい?」
「えぇ、いいわよぉ。ぜぇ~んぶ切って、丸裸になっていただきましょう」
「あぁ、嫌っ。ねぇ、縄を、縄を解いてぇ」
「あらっ、取り敢えずもう少しこのままですわ。でも心配には及びませんわ。月子様の身体中を舐め尽したら、ちゃんと解いて差し上げます」
「そうですよ。身体中をなめ尽くしたら」
リリはズタズタに切り裂いたスカートの下に見える、月子の生足にしゃぶりつ
いた。ヌメッた舌は足首からふくらはぎ、膝の裏から太ももの後ろと。ジワジ
ワと舐め上がり、お尻を丹念に嘗め尽くしていく。
「はぁぁ~、はぁぁ~、も、もう、もう赦して、赦して頂戴」
「さぁ、それではショーツを、これで完全に、一糸まとわぬ全裸ですわねぇ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土