20薬を塗られて三十分。痒みは薬の効能で一瞬たりとも衰えない。そんなリリの剃り跡に、月子の筆が容赦なく襲いかかっている。執拗なまでの筆責めに、動けないリリは全身をガクガクと震わせ、必死に痒みをと戦っているが、所詮は負け戦さ。その姿は無残な半狂乱と化していた。一方責める月子は余裕綽々だ。目の前で開いたリリの太ももに両肘を乗せ、のんびりと、そして存分に彼女に痒みを与えて楽しんでいる。「ひぃぃ~、もうだめ...