9ピンクのプラスチック容器に入った軟膏を持って、御堂は詩織が縛られた分娩台の前の椅子座った。僅かに前傾姿勢になると、脚を開いた栞の蜜壺が目の前に迫るように近づいた。「それじゃお薬塗りますからねぇ~」御堂は指先に軟膏をタップリと掬い取ると、紫色のそれをワザとらしく栞に見せた。「まずは発疹のあるココと……」そしてそれを赤い発疹のある花びらの回りに塗りつけた。「あぁっ、あぁ……」「そしてコッチにも……、」御堂...