Archive2014年02月09日 1/1
MORNING LOVE
17京香さんがマキさんとの電話を切ってから、20分程で彼女はやって来た。京香さんはあたしの代わりに玄関に彼女を迎え入れると、全裸で肘掛け椅子に縛られたあたしの前へと連れてきた。「美久、安藤マキさんよ」彼女は小さなバッグを片手にあたしの前に立ち、ジロリとあたしを見下ろした。そしてあたしの恰好を見ると、ニヤリと嗤った。「どうも初めまして美久さん。思っていた以上に綺麗な方ね。もしかしたら、スーパーで見かけた...
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2014/02/09 (Sun) 05:56