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あなたの燃える手で

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MORNING LOVE

17
京香さんがマキさんとの電話を切ってから、20分程で彼女はやって来た。
京香さんはあたしの代わりに玄関に彼女を迎え入れると、全裸で肘掛け椅子に
縛られたあたしの前へと連れてきた。
「美久、安藤マキさんよ」
彼女は小さなバッグを片手にあたしの前に立ち、ジロリとあたしを見下ろし
た。そしてあたしの恰好を見ると、ニヤリと嗤った。
「どうも初めまして美久さん。思っていた以上に綺麗な方ね。もしかしたら、
スーパーで見かけたかも……」
「み、美久です……」
あたしはそれしか言えなかった。初対面の人にこんなこんな恰好で会えば、誰
だってそうだろう。
「うふふっ。それにしても、凄い恰好ねぇ。美久さん」
「……」
「今回の事は京香にしてはいい思いつきだったわね。向かいのマンションから
覗かせるなんて。チョット楽しめたわ。それにこの縛り方もなかなかよ」
「そう、ありがとう。マキさんにそう言っていただけると嬉しいわ」
「家からも覗いたけど、実際に目の前で見るとなんか興奮するわね」
「いいんですよ、マキの好きにして。ねぇ、美久。そうでしょう?」
そんなの聞いてない。というのが正直なところだ。しかし縛れているあたしの
脳内は、淫らな妄想と期待でいっぱいだった。
「は、はい。マキさんの好きになさってください……」
「まぁ、よく言えたわねぇ。そう言うことですからマキさん。もう彼女はあな
たのもの……」
「そう、それじゃ遠慮無く楽しませて貰うわ。もちろん京香も一緒よ」
「えぇ、2人で楽しみましょう。この人ね、人一倍敏感だから、とっても虐め
甲斐がるんですよ」
「あらそうなの」
「それに全身の性感帯や、Gスポットの位置ももう分かってますわ」
「あらあら、それじゃあとは虐めるだけねぇ。そう、それじゃ、まずは……」
マキさんがあたしの真正面にしゃがんだ。そして自分のバッグから小さなデジ
カメを出したのだ。
「えっ、写真。い、いや。いやです……」
「あらっ、好きにしていいんでしょう?」
「まず今の状態を1枚撮っておくわ」
「今の状態?」
マキさんはM字に開いたあたしのアソコの写真を撮った。その近づき方は、お
そらく相当なアップで撮ったに違いない。
「そうよ。後でこの邪魔な毛を全部剃って、ツルツルにしてからまた撮るわ」
「いやっ、そんなのいやよ。毛を剃るなんて。それに夫には何て言うの」
「だって夜の方はご無沙汰なんでしょう。伸びるまでバレないわよ」
「で、でも、……」
すると準備よく、京香さんが剃刀を持って来た。それはピンク色の柄の剃毛用
のもので、刃渡りとしては、通常の剃刀の半分もない。
京香さんはシェービングクリームであたしの股間を白く覆うと、中心から遠い
ところから剃刀を当て始めた。
そして小さく手を前後させながら、剃毛を始めたのだ。ジョリジョリという感
覚が、少しずつ中心へと移動していくのを感じる。
「あぁ、いやっ、やめてっ、やめて京香さん」
「新しい刃だから、よく剃れるわぁ」
「写真撮るんだから、綺麗に剃ってよ京香……」
「えぇ、もちろん。ツルツルにしますから」
「この毛の下にどんなイヤラシイ顔が隠れているのか、今から楽しみだわ」
2人は剃られているあたしを余所に、楽しそうに笑い合った。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土