8「ミサキ……、あたし……、ミサキのコト……」「うん。いいよ」「本当? 本当に……」「本当だよ。サクラなら、あたしイイよ」サラ先生もサクラも……、自分は同性から好かれるタイプなんだろうか?そんなコトを思った瞬間、サクラの唇がもう1度重なった。やっぱり、不思議と抵抗は少ない。同性とのキスだというのに、嫌悪感などまるでない。それどころか……。ミサキは体の芯が熱く火照ってくるのを感じていた。「まだ自分で気が付いてな...