32「はぁぁ~、いやぁぁ~、逝くぅぅ~」桃子の腰はすみれを持ち上げんばかりに反り返ろうとしている。しかし下半身で脚を押さえる林檎の体重がそれを許さない。「どう? ねぇ。2人掛かりで責められるのって」「もう、もう逝かせてくださいぃ」「だめよぉ」「それじゃ、せめて縄を解いて……」「あら、それがイイんじゃないの、桃子ちゃん。その良さが判らないなんて、アナタもまだまだねぇ」「だってぇ……」「逝きたくてしょうがな...