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あなたの燃える手で

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ざくろ荘物語

32
「はぁぁ~、いやぁぁ~、逝くぅぅ~」
桃子の腰はすみれを持ち上げんばかりに反り返ろうとしている。
しかし下半身で脚を押さえる林檎の体重がそれを許さない。
「どう? ねぇ。2人掛かりで責められるのって」
「もう、もう逝かせてくださいぃ」
「だめよぉ」
「それじゃ、せめて縄を解いて……」
「あら、それがイイんじゃないの、桃子ちゃん。その良さが判らないなんて、
アナタもまだまだねぇ」
「だってぇ……」
「逝きたくてしょうがないのに逝けない体。こんなに感じているのに、縛られ
て自分ではどうしようもない。このもどかしさがイイんじゃない」
「そんなこと言われてもぉ~」
「あぁ~ん、ねぇ、助けてすみれ~」
「だぁ~めっ。これはお仕置きなんだから。終わるまで我慢するのよ」
「えぇ~、もう我慢できない、あぁっ、あぁ~、あぁ~ん、逝くぅぅ~」
「ふふふっ、さぁ、どうかしらぁ~」
「えっ、いやっ、いやっ、逝かせてっ、逝かせてよぉ~」
「それじゃアト1時間くらい焦らしたらね」
「えっ? 嘘、嘘でしょう林檎さん」
「林檎姉さん嘘付かない」
「もう、すみれもなんとか言ってよぉ~」
「そう言われてもねぇ。それにどっちかというと、あたしもそれに賛成だし」 
「決定。桃子を1時間焦らしの刑に処す」
「えぇ~、なにそれぇ」
「イイじゃない、さっきまでただの生殺しだったのが、1時間って時間が決
まっただけでも……」
手を縛られ、脚を大きく拡げ、体を押さえつけられたまま敏感なトコロをジワ
ジワと弄ばれ、桃子は本当にそれから1時間焦らされた。
桃子の腰は2人をはねのけるように反り返り、全身はブルブルと痙攣した。
「はぁぁ~、いっ、いっ、逝くぅぅぅ~、あぁぁ~、あぁぁぁ~」

桃子がようやく天国のドアを開けたとき、3人は10年来の親友のような時間
を共有していた。


夢の森の街にも温かな風が吹き始めた。
美砂は相変わらずピンク色のジャージで朝のジョギングをしている。
彼女が戻って暫くすると、桃子とすみれがまるで小学生のように手を繋いで駅
へと歩いて行く。
2人の後を追うように、ナースの真子とエステシャンの林檎がドアを出た。
時間が不規則な真子と林檎が、顔を合わせるのは珍しいことだった。
「あらっ、おはよう。林檎さん」
「おはようございます、真子さん。なんだか久しぶりですねこうして会うの」
2人は並んで駅に向かって歩きだした。
「ねぇ今度、1階と2階の親睦会でもしない」
「親睦会?」
「うん。同じアパートだし、それにどうせみんな……、アレでしょう」
「アレ? あぁ、えぇ、まぁそうですけど」
そう言われれば、確かに桃子もこの間仲間入りした。
「それならなおのコト……。ねぇ」
「そうですね、それじゃ2階の連中にはあたしから声掛けときます」
「お願い、1階はあたしがまとめとくから……」
林檎は夢の森病院の前で真子と別れると、駅へと向かった。



プロローグ
そして数日後、ざくろ荘の親睦会が開かれた。
場所は言い出しっぺの真子の部屋、201号室だった。参加者はざくろ荘に住む
6人全員が参加している。
みんなある程度お酒が回ってくると、雰囲気はどんどん怪しくなり始めた。

「さぁ、桃子ちゃんこっちいらっしゃい」
桃子は小梅に誘われ、その反対側には美砂が寄り添った。
ナースの真子は、林檎とすみれに挟まれ、両手を掴まれている。
「今度浣腸させてくださいね、真子さん」
「えぇ、是非。なんなら今でも……」
「あらっ、どうします? 林檎さん」
「そうねぇ、チョットやってみようか」
「それじゃ、今用意しますね」
「あら、桃子ちゃんがあんなコトに……」
見ればマングリ返しにされた桃子の股間に、小梅が顔を埋めている。
そして美砂が桃子の顔を跨ぎ、自分のソコを舐めさせながら、桃子の両脚を掴
んでいた。
そして真子が浣腸器と薬液を持ってやって来た。そしてそれを林檎に渡すと自
分は床に四つん這いになった。
「さぁ、どうぞ……。存分に虐めてください」
「うふふっ、イイ格好よ。真子さん」
林檎が浣腸器に薬液を吸い上げた。
「林檎さん、次はあたしにもやらせてくださいね」
「イイわよ、もちろん」
そう言って、林檎はすみれにキスをした。

ーENDー


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土