【8】「はい、入れますよぉ、相田さん」真弓は左手で拡げた花びらの中心に、銀色の金属棒を少しだけ差し込んだ。「あっ、あぁっ……、恥ずかしぃ」壁により掛かった彼女は、この現実から逃れんと、首を真横に向けて目を硬く閉じている。金属棒は軽く押すだけで、蜜壺の中へとスーッと滑り込んでいった。「はぁっ、あっ、あっ、あぁぁ~……」たったコレだけで、彼女の体がブルッと震える。それこそがその敏感さと、羞恥を物語っていた...