32ジャラジャラと滑車が回り、天井から下がった鎖が1本引き下ろされた。鎖の先には革のベルトが繋がっている。琴美はそのベルトを奈美の右膝のすぐ上で締め、鎖を引っ張った。滑車がさっきとは反対に回り、奈美の膝が強制的に上へと持ち上がっていく。両手を上から吊られている奈美は、つま先立ちの左足で踏んでいる床だけが、唯一自分の居場所となった。琴美は鞭を壁に戻し、服を脱ぐと下着姿となった。「さて、お前への罰は……...