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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

13
病院を後にした冬香に、冷たい風がまとわりつく。
「あなたを完全に守れるから」真弓の言葉が冬香の中で繰り返される。
「守れる……、守れると言うことは……、それはそのまま諸刃の剣。まさか、そう言う意味なの? 真弓……」
今も残る診察の余韻。それは淫らな根雪となって彼女の心に降り積もっていく。肌寒い風に包まれながら振り返る冬香の前に、白い病院はただ黙って彼女を見下ろしていた。

その日の夜。御堂は帰宅を装いコッソリとエレベータで4階へ上がった。
静まりかえった廊下に、ハイヒールの靴音が院長室へと近づいていく。
婦長である御堂が今ココにいることは誰も知らない。誰もが彼女は帰宅したと思っている。
御堂は院長室の前に立つとドアを2回、また2回、そして最後に3回ノックした。これが二人の秘密の合図だった。
真弓はドアを開け、御堂を招き入れると彼女の後ろで鍵を掛けた。
「雪絵……」
二人は白衣のまま抱き合い、ネットリと舌を絡めた。
「こっちよ。いらっしゃい」
真弓は御堂をローテーブル脇のドアから隣の部屋へと誘った。
そこは院長の宿泊用の部屋だった。防音室になったその部屋は、院長室の半分程だがそれでも10畳はある。室内にはベッド、TV、机。そしてバスにトイレも完備されていた。勿論カーテンは引かれている。
「今日は少し楽しめましたね、院長」
「この部屋に来たら真弓でいいのよ、雪絵」
「あっ、すみません。いつものクセでつい」
「もう、それよりあたしは全然消化不良なんだから、今夜は覚悟しなさい」
「そう言うと思った。あなたの好きにして……、真弓」
それだけ言うと御堂は私服を脱ぎ全裸になった。
真弓は白い肌に、黒いショーツとブラだけを身につけている。

「手を後ろに……、そう。こっちよ」
御堂の両手を黒い縄で縛ると、真弓は彼女をバスルームに連れて行った。
バスルームには点滴用のスタンドを大きくしたようなモノがあり、そこには3リットルは入るペットボトルのようなガラス容器が、逆さまに取り付けられている。中は既に薄く白濁した液体で満たされていた。
その容器から透明なチューブが伸び、先端にはノズルがあった。ノズルのスグ上には開閉用のクリップが付いている。
「まずはこれで虐めてあげるわ」
真弓はバスルーム真ん中に御堂を立たせた。そして90センチ近い胸に両手を伸ばし、その先に付いた柔らかな突起をつねり上げた。
「あぁぁ~っ……んんっ、んんっ、んぁぁ~いっ、痛いっ」
苦痛に歪む御堂の顔。同時に真弓の顔には微笑みが浮ぶ。そしてジワジワと指先に更に力を込め、機械のように、そしてゆっくりとそれを押し潰していく。
「くっ、くぅぅ~、あぁ、ま、真弓っ……」
「痛い? 今からもっと苦しむことになるのよ」

真弓は御堂を四つん這いにさせた。
両手を後ろで縛られた御堂が四つん這いになれば、それはそのままお尻を突き上げた格好になる。
真弓は御堂の傍らにしゃがむと、チューブの先のノズルを御堂のアナルにしっかりと差し込んだ。
「あなたの大好きな高圧浣腸よ」
真弓は指先で開閉クリップを開いた。
クリップは1度開けば閉じるまでその状態が維持される。
液体は太いストロー程のチューブを通り、たちまち御堂の直腸を圧迫する。
「んんっ、はぁぁぁ~。うぅっ、んん、んぁぁ~」
長く息を吐きながら、御堂は出来るだけそれに耐えていた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土