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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

12
どう? 冬香、昔を思い出した?
あたしはすっかり思い出したわ、こうやってアナタを虐めていたことを。
そう、アナタはこうやって責められるのが大好きだったわよね。
恥ずかしがっているけど、本当は楽しんでるんじゃないの? 冬香ちゃん。
そんな真弓の読みは当たっていた。
今の冬香の体には、陵辱される悦びがその奥から沸々と湧き上がっている。

「あぁ、真弓。もういいでしょう。早く終わりにして」
「まだよ。もう少し触らせて貰うわぁ。婦長、もっと広げて……」
「はい……」
「あぁ、いゃっ、そんなに……、あぁ恥ずかしぃ」
「ほぉ~ら、ココよ。痛みとか痒みとか、自覚症状はなかったの?」
真弓の指先はクリクリとその場所を抉るように動き続ける。
「あぁ、あぁ~ん、な、なかったわ。あぁ、あぁ~、んあぁ、あぁっ」
「そう、これは腫れじゃないのかしら。これぐらいでも平気?」
指先に力が入り、擦る速度が上がっていく。
「あっ、あぁ~真弓ぃ。だめっ、もうだめよぉ。んん~あぁぁ~、あぁぁ~」
「んん? どうしのぉ? まだよぉ。ほらっ、痛くない? んん? どぉ?」
「大丈夫、大丈夫だからぁ、あぁだめっ、あぁ、あぁ、あぁだめよぉ~」
「もう少し続けるわよぉ~。ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ、まだよぉ~」
「白井さん、頑張ってくださぁ~い。もう少しですからねぇ~」
御堂はしっかりと冬香の脚を押さえ込んでいる。
美咲は両手の自由を奪って離さない。
「冬香先生、顔が真っ赤ですよぉ。大丈夫ですかぁ? 先生のそんな顔、あたし初めて見ました。それに変な声まで出しちゃって」
「あぁ、美咲ちゃん。見ないで。ねっ、お願い、見ないで。とっても、とっても恥ずかしいの……」
「そうはいきませんよ先生。あたし看護師ですから、ちゃんと見てないと。でも安心して下さい。あたし先生のコト、しっかり見守ってますから」
「あぁ、そんな……。あぁっ、あはぁぁ~、んん~。んん~あぁ、だめぇ~」
「ほらっ、我慢我慢。我慢ですよ、白井さん」
「んぁ~、んぁ~、もう、もうだめっ、もうやめてっ、真弓。あぁ~だめぇ」
「そうよ。終わるまで我慢よっ、冬香。あなたにはそうするしかないの」
「でも、でもぉ~。んあぁ~、もう、いっ、くっ。あぁ、いっ、くぅぅ~」
「冬香先生、体がピンクに染まって、ピクピク震えてますよぉ」
「あぁっ、あぁもう~、もう、イ・ク……」
御堂は絶頂寸前の冬香を、ネチネチと弄ぶ真弓を横目で見た。
「えっ? 今なんておっしゃいました? 白井さん」
「い、いえっ、何にも……、あぁ~、あぁ、いっ、いっ、くぅ~」
冬香の太腿が大きく震える。それが御堂の手に伝わった。
しかし絶頂を迎えるその直前、真弓の指は意地悪く引き抜かれた。
「今日はこれくらいかしら。1週間分薬を出しておくわ」
ようやく解放された冬香は、ローテーブルから起き上がった。

冬香はショーツとスカートを手早く身につけた。
心臓は今も早鐘のように高まりを鎮めることがない。
「暫く様子を見て、気になるようだったらまたいらっしゃい。マスコミの件なら心配しないで。あなたを完全に守れるから」
「ありがとう、真弓。そうね、暫く様子を見てみるわ」
ブレザーの襟元をただす彼女は、今の診察が嘘のように元の姿に戻っていた。
冬香をドアまで見送った真弓の前で、それは静かに閉まった。

「白井さん、また来ますかね?」
御堂がポツリと言った。
「来るわ、必ず。彼女が今一番怖いのはマスコミ。そして一流のピアニストの名誉を失うことよ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土