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あなたの燃える手で

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白い魔女 2

10
真弓は触診をするために、冬香の脚の間に膝立ちになった。
御堂は今まで真弓のいた場所に立つと、冬香の両膝を掴んだ。
「さぁ、白井さん、もう1回脚を上げて下さいねぇ」
「えっ、あ、あの……」
そして広げるようにしながら膝を押さえた。それは冬香の返事も聞かず、半ば強引になされた。
冬香はまた、オムツを替える赤ちゃんスタイルにされてしまった。
「秋山さんは手をお願いね」
「はい、婦長」
美咲はさっきと同じように冬香の両手首を握った。
「あっ、美咲ちゃん、ねぇ、ちょっと」
「大丈夫ですよ、冬香先生」

真弓は御堂の持ってきた袋から、医療用のゴム手袋を出すとそれを両手に嵌めた。そしてローションを右手の指に塗りつけた。
「それじゃ始めるわよ」
真弓の人差し指が1本だけ伸び、冬香の蜜壺の入口に触れた。
「あっ、ねぇ、真弓。ちょっと……、あぁ、あっいやっ」
冬香の拒絶を無視して、それはユルユルと亀裂に潜り込んでいった。
10年振りの冬香の蜜壺、その懐かしい感触を指が思い出した。
「あぁ~、んん~、そんなに……、動かさなくても……」
「これが触診よ、動かさなきゃ判らないでしょう」
「まさか感じてるなんて……、ないですよね。白井さん」
「は、はい。そんなことは」
「もう、冬香先生ったら変な声出すからですよぉ」
「そ、そうね。ごめんなさい」

真弓は指を中指に替えた。やはりこっちの方がシックリ来る。10年前に冬香を喘がせ、逝かせ続けたのはこの指だ。そしてその場所は……、ココ。
真弓の指先が、まるで自分の体のようにその場所をピタリと捕らえた。
「あぁ、真弓。ねぇソコは、あぁダメ。やめてっ、もうそれ以上は、ねぇ」
やっぱりココだ。間違いない。
「ほらっ、まだですよ。白井さん。終わるまで頑張って下さい」
御堂は力強く膝を押さえ込む。
真弓の指は触診をしているようで、確実にウイークポイントを責めている。
「あぁ、まだ、まだ終わらないの? ねぇ、真弓……」
「まだよ、久しぶりなんだから、念入りに見てあげるわね」
久しぶり……。それは懐かしい邂逅なのか、それとも指の記憶のことなのか。

「良かったですね、冬香先生。異常がないかしっかり見て貰って下さいね」
「もう冬香ったら、さっきから変な声出して。まさか……感じてるの」
「そんなこと……、そんなこと……」
「そうよねぇ、まさか診察で感じるなんて、許さないわよ冬香」
「そうですよ白井さん。そんな患者さん見たことないですから」
そう言いながらも、真弓の指は冬香を感じさせるようにソコを責め立てている。指は昔の感覚が蘇り、動かし方や力加減が絶妙なものへと進化していく。

「あらぁ? これは何かしらぁ? チョット腫れてるみたいだけど……」
「えっ? あっ、あぁぁ~、あぁ真弓。あぁん、んん、んん、だめぇ~」
「んん? ココがね、チョット腫れてるみたいなのよ。ほらっ、ココ」
「あぁん、だめっ、ソコは、ソコは、あぁん、だめっ、お願い、もう、もう」
「まだよ冬香。異常が見つかったんだから、徹底的に調べなくちゃ」
本当は異常など何もない。それは冬香を責めるための口実。
「えっ、そんなっ。あぁっ、あぁぁ~ん、もう、もうだめっ、あぁだめぇ」
悶える冬香が手を使おうと藻掻いた。
「手はココですよ先生。もうダメですよ、院長の邪魔しちゃあ」
「ほらっ、脚はこうやって広げておいて下さいね」
御堂がグイッと両膝を広げた。

真弓の中指が途中まで抜かれ、その指に人差し指が添えられた。
そして2本の指が根本までしっかりと差し込まれた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土