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あなたの燃える手で

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Lost Memory

32
1年後。初夏。

ジーンズ姿の二人が、少し前屈みでリリーヒルズの丘を登っていた。
「もう結構歩いたわリラ、もうこの辺で……」
「そうね、研究所も見えないし、この辺にしましょうか」
振り返ったリラの視線の先には、緑の丘と青空しか見えない。
リラはそれを確認すると、大きなシートをリュックから出し草の上に広げた。

「さぁ、判ってるでしょ。裸になって自分で剥くのよ……ココの皮を」
メイが服を脱ぐその横で、リラはリュックの中から手錠と小箱を取り出した。
メイは全裸で横になると脚を広げた。ソコにあるはずの黒い茂みはリラの手によって永久脱毛され、生えていた跡もない。
メイは両手の指先で、赤い蕾の皮を完全に剥きあげた。
「まぁ、もうこんなに膨らんで……。そのままにしてるのよ」
リラは小箱から小さな丸いリング状のクリップを出すと、その輪になった部分を摘んで広げた。そしてメイの剥かれた赤い蕾にくぐらせ、その根本にクリップを押しつけながら輪を閉じた。
「あぁっ、んんっ!……、あぁぁ……」
蕾は剥かれたまま根本で締め付けられ、赤い水風船のように張りつめている。
そして両手を背中に回し手錠を掛けた。
「お願い、リラ……赦して」
続いてリラは小箱から、1本の青いコードと2本の赤いコードの繋がった金属製の箱を取り出した。大きさはタバコの箱くらいだ。
青いコードの先には真珠大の丸い電極が、2本の赤いコードの先には、ボールペンのようなモノが繋がっている。そのペン先からは太さ0.5㎜の銀色に光る電極が3㎝程出ている。
リラはメイの花びらを左の2本の指で拡げると、右手の指先にボール状の電極を挟み、濡れ光る粘膜の中に ”ヌルリ” と奥まで差し込んだ。
「さぁ、始めるわよ。覚悟はいいわね、メイ」
「あぁ、リラ。お願い……ひぃぃ~!」
リラが箱のスイッチを入れた。
その途端 敏感な粘膜に無数の電流が放流され、蜜壺の中を泳ぎ回った。
メイは反射的に腰を突き上げ、急速にエクスタシーに持って行かれた。
「んぁ、イイッ、イイィ~。あぁ~逝きそうっ、んん~くっくぅぅ~」
浮き上がったメイの腰が、秒読みのようにガクガクと震える。
「んぁぁ~いやぁぁ~、いっ逝くぅ~出る、出る、あぁぁ~出ちゃうぅ~」
メイの股間から煌めくシャワーが、放物線を描いて草の上に飛び散った。
「まぁ、凄い! こんなに飛び散って……。でもまだ、これからよ」
再びメイの腰がガクガクと震え始めた。
「ひぃぃ~! 逝くぅ~、出るっ! あぁっ、いやぁ、また出ちゃうぅ」
浮いたままの腰を震わせながら、2度目のシャワーが草を濡らした。
「どう? 気持ちイイでしょう? 逝きたいだけ逝っていいのよ。メイ」
「あぁぁ~また、また逝っちゃうぅ~、逝くぅ、逝くぅ、逝くぅぅ~」
メイの股間からシャバシャバと噴き上がる潮。ソレを浴びた草は雨が降ったように水滴を作っている。
リラが小箱のスイッチを切ると、メイの全身が脱力したように伸びた。
「スイッチを切らない限り逝きっぱなしねぇ。さぁ、コレを使いましょうか」
リラは両手をメイの顔に向かって伸ばし、2本のペンを見せた。先端の針のような電極がキラリと光る。
「それは、それはいやっ、お願い赦してっ!」
「あなたの一番弱いトコロをコレで……、じっくりと虐めてあげるわ」

そう言うとリラは立ち上がり、横たわるメイの体を見下ろした。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土