そっと後から
咲樹さんは温かなシャワーをあたしの背中に掛けた。
心地よいお湯が体を流れ落ちていく。
あっ……、目眩……。
あたしは脚の力が抜け、チョットよろめいた。
そのあたしを、咲樹さんが後から両手で抱きとめた。
シャワーヘッドが床に落ち、白金色の煌めきが噴水のように弾けた。
「真由……」
咲樹さんの胸があたしの背中で潰れている。そのまま咲樹さんはあたしの耳に
唇を寄せた。
「真由……あたし、アナタのこと……」
胸の中に何か熱い物が溢れた。
「さ、咲樹さん、あたし……ずっと咲樹さんのコト……」
あたしは咲樹さんの手首を握ると、自分の胸に導いた。
その掌があたしの胸を包んだ。そして首筋にキスをすると右手が胸を離れ、
その手はお腹を滑り降り、あたしの股間に届いた。
あたしは咲樹さんの手をソコに導くように少し脚を開いた。
しなやかな指先があたし花びらを割り開き、そっと侵入してくる。
「あっ、あぁ~ん。咲樹……さん……」
「真由、あたしずっとアナタとこんなコト、したかったの……」
「あたしもです。あたしも、咲樹さんとこんなコト……したかったです」
「うれしいわ真由。ねぇ、感じる? こっちの方がイイかしら?」
咲樹さんはあたしの肉豆の上に中指を当てると、優しく擦り上げた。
「あぁ~ん、あぁぁ~ん。イイ、感じるぅ~。あぁっ、あぁっ、あぁぁ~」
咲樹さんの舌があたしの背中を舐め上げる。柔らかく張り付くような舌。
ゾクゾクとした感覚が背筋を走って止まらない。
咲樹さんは背中を舐めながら中腰になり、そしてしゃがんだ。
今、咲樹さんの目の前にはあたしのお尻がある。
「真由、ココも見せて……」
そう言ってあたしのお尻を両手で割り開いた。
あぁ、ソコは……、そう、あたしのアナル。一番恥ずかしいトコロ。
でも、でももっと、もっとよく見て咲樹さん。そして好きにして。
あたしの脳裏に、昨夜の妄想が甦ってくる。
咲樹は真由に脚をもっと開くように言った。
軽くお尻を突き出した真由のアナルを両手で更に割り開き、
尖らせた舌先で舐め始めた。
真由は全身をガクガクと震わせ、背筋を反らせて感じていた。
あたしはシャワーを出すと、真由の背中に掛けた。
白い肌の上を透き通ったお湯が滑り落ち、タイルの上を流れていく。
その時真由が突然よろめいて……、あたしは慌てて真由を後から抱きしめた。
あたたかく柔らかな体。真由を抱きしめた時、あたしの中で想いが弾けた。
「真由……あたし、アナタのこと……」
すると真由が、”ポツリ” と小さな声で言った。
「さ、咲樹さん、あたし……ずっと咲樹さんのコト……」
そして真由はあたしの手を自分の胸に導いた。
あたしの手に収まりきらない、フワフワのマシュマロの感触。
そのマシュマロをゆっくりと揉んだ。
床に落ちたシャワーが、まるで二人を祝福するようにお湯を吹き上げている。
あたしは片手を真由の股間へと伸ばした。指先が柔らかな恥毛に触れる。
更にその先へと手を進めると、真由は両手を壁に付いて体を支え、脚を少し拡げてあたしの手を迎えてくれた。
あたしは指先で真由の花びらを拡げると、その中へ指を差し込んだ。
真由はもう濡れていた……、敏感な子。
「真由、あたしずっとアナタとこんなコト、したかったの……」
「あたしもです。あたしも、咲樹さんとこんなコト……したかったです」
アナタもあたしと同じようなコトを……あぁーうれしい。
「うれしいわ真由。ねぇ、感じる? こっちの方がイイかしら?」
あたしは指を抜き真由の肉豆を擦った。そして肉豆を擦りながら真由のスベス
ベの背中を舐めた。背中が少し仰け反るように伸びた。あたしは背骨の上を、
お尻に向かって舐めていった。
ふふふっ、背中も感じるのね、ゾクゾクするんでしょう?
舌がお尻の割れ目に触れたとき、あたしは真由の後でしゃがみ込んでいた。
「真由、ココも見せて……」
あたしは真由にお尻を割り開き、アナルを覗き込んだ。すると真由は自らお尻
を突き出した。
そう、いいのね。あたしの好きにして……。
あたしの脳裏に、昨夜の淫らな記憶が呼び覚まされた。
あたしはしっかりとアナルを押し広げると、その紅い粘膜を舌で舐めた。
「あぁ~咲樹さん。あたし、ソコ、感じるぅ……」
「そう、それじゃ指……、入れてみようか。いい? 真由」
「は、はい、入れてください。咲樹さんの指を……あたしの、アナルに……」
あたしは中指を、真由にアナルにゆっくりと押し込んだ。