2ntブログ

あなたの燃える手で

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そっと後から


咲樹さんはベッドから少し離れると、シャツを脱ぎハンガーに掛けた。
とても綺麗な体のラインだ。そしてブラを外すと思ったよりも大きな胸。
きっと着痩せするタイプかも。そしてスカートを脱ぎハンガーに吊した。
スラリと伸びた脚は太股から足首にかけての線が絶妙だった。明かりを少し落
とした部屋の陰影が、白い脚に乗ってとても艶めかしい。
そしてパジャマを手に取った、それは薄いピンク色に小花柄のパジャマで、胸
元に小さな赤いリボンが付いた、とても可愛いパジャマだった。
咲樹さんは布団を捲るとあたしの隣で横になった。そして体をあたしの方に向
けると、あたしの頭を撫でながら囁いた。
「大丈夫? 寒くない? 真由」
「はい……咲樹さん……」
咲樹さんはとっても良い香りがした。
体を寄せてあたしの額に自分の額をくっつける。二人の隙間が埋まり、咲樹さ
んの胸の柔らかさが、あたしの胸に伝わった。
「やっぱりまだ熱いわね。可哀想に……真由」
そう言って咲樹さんは、あたしに抱きつくように腕を回し体を密着させた。
「この方が暖かいでしょ?」
「あぁー本当に暖かい……」
何だか夢見たい。もしかしたら夢かも? 本気でそう思った。
あたしは長い溜息を吐いた。ずっとこうしていたい。ずっとずっと……。
薬が効いてきたのか、あたしは真綿のような眠気に包まれ目を閉じた。
「真由、真由、もう寝たの?」
何処かで咲樹さんの声がした。でももう……、瞼が……開かない。
「もう、ブラしたまま寝ちゃって、あとで外してあげるね。おやすみ、真由」
そして唇に、柔らかなものが触れた、気がした。咲樹さんの唇? キス? 
咲樹さんがキスしてくれたの? そうなら……もう1度して……咲樹さん。
ううん、やっぱり夢かも知れない。さっきからあたしは、ずっと夢の中……。


眠りに付いた真由の寝顔。
その可愛さに咲樹は、もう1度キスをした。
真由はまるで照れたように咲樹の胸に顔を埋めた。


あたしはパジャマに着替えると布団を捲り、咲樹の隣に横になった。
着替えている間、あたしの体を見つめる真由の視線に気が付いていた。
いいのよ見ても。あたしは真由からよく見えるように、ワザと部屋の明るい所
で着替えた。そしてパジャマに着替えるとベッドに入り、真由の横に寝た。
あぁー本当にこんな日が来るなんて……。
「大丈夫? 寒くない? 真由」
「はい……咲樹さん……」
はい、なんて言って、本当は寒いハズなのに、この子ったら……。
あたしは真由の方に体を向けると、真由の額に自分の額をくっつけた。
「やっぱりまだ熱いわね。可哀想に……真由」
あたしはわずかに震える真由が愛おしくなって、思わず抱きしめた。
ずっとアナタとこうしていたい。
真由の溜息があたしの胸に染み込んでくる。顔を見るともう目を閉じている。
薬が効いてきたのかも。
「真由、もう寝たの? もう、ブラしたまま寝ちゃって、おやすみ、真由」
もうその問いに、真由は答えなかった。
あたしは愛おしいその唇に、そっと唇を重ねた。
「おやすみ、真由、可愛い、真由。」
あたしは真由にもう1度キスをした。
真由があたしの胸に顔を埋めた。
そうだ、ブラ。真由のトレーナーの中に両手を入れると、その手を背中に回し
てブラのホックを外した。そして手を前に回し、指を緩んだブラの隙間から
そっと忍び込ませた。柔らかなマシュマロの感触。チョット揉んでみる。
真由は完全に寝ていて、起きる気配はない。指の間に乳首を挟んでみた。
感じる? 真由……。そっと真由の顔を見た。やっぱり寝ている。
あたしはトレーナーから手を引き抜くと、脱がしたブラを傍らに置いた。
真由、熱が下がったらいっぱい……、出来るとイイな。
あの時の妄想のように、ううん、それ以上に……。

Comments 2

チョコ  

ま、また焦らしですぅ
なかなか飴を与えてくれない蛍さま意地悪ですぅワラ

ラミレスすごかったよね~。これで温泉券に一歩前進♪
F1は最後、去年みたいな、いえ、去年以上の漫画を見ている様な劇的な結末でした……♪
眠気なんか吹っ飛んで心臓ドキドキ、身体もフルフル、鳥肌立てながら見てました~。
ではでは…。

2008/11/03 (Mon) 14:48 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
チョコさんおはようございます

焦らしてばかりで、まことにスイマメェ~ン!

もう、飴は目の前まで・・・。
このまま咲樹の部屋で舐められますから (笑)

ただいまハードなプレイを執筆中でして、
気に入っていただけると嬉しいです。

それから今年の ”Xmasスペシャル” も構想中です。
チョット面白いアイデアを思いつきました。
コチラもお楽しみに!

2008/11/04 (Tue) 07:19 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土