BEACH GIRLS
ー 2008・夏休みスペシャル ー
BEACH GIRLS
プロローグ
マリアの部屋 AM 7:00
「マリア、マリア、何やってるの。早く起きてちょうだい」
『夢の森』の西口の住宅街にある豪邸、氷見川家。
そこでメイドとして働いているマリアの部屋の前で、氷見川麗子の声が響いた。麗子はドアを強く叩きながら何かまくし立てている。
「今日から出張だって言ったでしょう」
マリアはベッドの中で寝返りを打つと、部屋の時計を見た。
すでに30分も寝過ごしている。マリアは雷に打たれたように飛び起きた。
「あっ、麗子様! すみません。すぐ行きます」
窓を開けると、熱い日射しと庭のセミの声が飛び込んできた。
「あぁーん、もう! どうして起きられないんだろう?」
マリアは急いで着替えを済ませ、階段を駆け下りるように1階に降りた。
既に麗子は白いバスローブ姿で、濡れた髪を拭いていた。
「シャワーは浴びたからもういいわ、朝食を早く……」
「はいっ! すみません、すぐ作ります」
マリアはトーストを焼きながら、クリームスープを作り始めた。
そのマリアの後に麗子が立った。
「もう、マリア。昨夜あれほど1時間早く起きってって言ったのに……」
マリアの後から柔らかな胸を押し付けながら、麗子の両手がマリアの胸を優しく揉み始めた。
1
麗子の部屋 PM 23:00
昨夜23時。マリアは麗子の部屋に呼ばれた。
ドアを開けると、麗子はネグリジェ姿でベッドに腰掛けていた。
「マリア、明日から出張だから暫く会えないわね。今夜はタップリと可愛がってあげるわ。念入りにね……」
「はい、麗子様。ありがとうございます」
「服を脱いでそこに立って」
「はい」
マリアはメイド服を脱ぐと、ベッドの傍らに立った。
肩より長いストレートの黒髪はサラサラと流れ、形のいい胸には敏感なピンクの突起が震えている。くびれた腰からスラリの伸びた脚。その付け根には黒い茂みが白い肌とのコントラストを際立たせている。
「さぁ、こっちにいらっしゃい。マリア」
マリアは麗子の元に歩み寄った。
麗子はベッドに座ったままマリアの股間に右手を伸ばした。マリアがその手を導くように足を開いた。
「あっ、あぁぁん」
「もっと脚を開いて。ほらっ、両手は後でしょ。マリア」
「はい……」
麗子はマリアの花びらを弄ぶと、蜜壺に中指をゆっくりと入れていった。
「あっ、あぁぁ~麗子様ぁ~」
「んん? 脚が震えてるわよ、マリア。ほぉ~らっ、もう1本入れてあげる」
麗子は人差し指を中指に添えるように入れていった。そしてマリアの顔を見上げながら、蜜壺の中で2本の指を妖しく動かした。
「もうこんなに濡らして……ほぅ~らっ、立っていられないでしょう」
「あっ、あぁ~ん麗子様ぁ~。あぁいいぃ~。あぁぁん、ソコ、ソコはぁ~」
「ほらっ、奥のココ、ココがいいのよねぇ~マリアは……。ほらっ、ココ」
妖艶な笑みを浮かべながら、麗子の指がマリアのスポットを責め立てる。
マリアの膝はガクガクと震え、麗子にもたれ掛かるように倒れていった。
ベッドに横たえられたマリアに、全裸になった麗子が唇を重ねてきた。
そしてマリアの体を慈しむように、麗子の舌が隅々まで這い回った。
「あぁぁ~麗子様ぁ、いっ逝きそうですぅ~」
「まだよ! まだ逝かせないわよマリア。さぁ、今度はコレで虐めてあげる」
麗子は枕の下から小降りの真珠を取り出すと、それをマリアの蜜壺に入れた。
そして一番敏感なスポットに真珠を合わせると、指の腹で優しく押し付けるようにして真珠をコロコロと転がした。
「ほぅ~らっココ、ココでこうやって転がされると……ほぅ~らぁ~」
「ひぃぃ~麗子様ぁ、そっ、それはぁ~、あぁぁダメ、ダメですぅ~」
「これが効くのよねぇマリア。真珠でクリクリされるのが、ほらっ、ほらっ」
「あぁぁ~、お赦しください麗子様ぁ、それは、それはぁ~、あぁだめだめっ、だめですうぅ~」
「んん~堪らないみたいねぇ~、こんなに指を締め付けてぇ。でもまだよ、まだまだ。このままじっくりと続けてあげましょうねぇ、マリア」
「あぁぁ逝くぅ~。逝っちゃいますぅ麗子様ぁ。あぁ~逝くっ、逝くぅぅ~」
「んん~締まる締まる。まだまだ、ほぉ~らっ堪らない。ほらっほらっ」
「あぁ~いやぁ、だめぇ逝くぅ~、逝くぅ~。逝きますぅ麗子様ぁぁ~」
「んん~、まだよぉ~まだよぉ~マリア。ほらっココ、ココをほらほらっ」
麗子の指先が転がす真珠はそのスポットを責め続け、マリアに逝く寸前の快感を与えたまま焦らし続けた。