2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

真夏の夜の宴

4 
「さぁ皆さん、ご覧くださいな。志保さんの生まれたままの姿を……」

「顔も可愛くてスタイルも良くて。スラリとした脚の真ん中には、こんなに
コンモリとした茂みがあったのねぇ」
「いやぁ~、言わないでぇ」
「なんか、すごく密に生えてる感じ」
「ホント。しっかり生えてる感じがするわ」
「そんなに見ないでっ」
「一本一本が太いんじゃない?」
「そうかもね……」
「もういいでしょう」
「それじゃ、そろそろメインを……」
「はぁ~い、いただきまぁ~す」
「ちょっと待って……」
そこで由乃さんの "待った" が入った。
「もう、なによぉ~。早くいただきましょうよぉ」
「それもいいんだけど、その前に、コレ。邪魔じゃありません?」
そう言って彼女が指差した場所、それはあたしの恥毛でした。
まさか、まさか……。でもあたし嫌な予感は当たったのです。
「そうねぇ、邪魔と言われれば邪魔ねぇ」
「でしょう? まずはツルツルに、それから美味しく頂きませんこと?」
「いやっ、そんなの絶対いやよぉ~」
「まずハサミで短く切って……」
「それから剃刀で、ジョリジョリと……」
「うっふふっ。剃毛ショーの始まりね」
「それでは早速……」

由乃さんの手に、再びさっきの裁ち鋏が握られています。
あたしは部屋の真ん中で大の字になって立ったまま、手足は相変わらず金縛
りに遭ったように動きません。
山奥の見知らぬ館。そこで出会ったの見知らぬ女たち、突然動かなくなった
体。そしてこの辱め。あたしには何がなんだから、訳がわかりません。
夢でしょうか。でもどう考えてもこれは夢ではありません。

由乃さんは、あたしの真後ろでしゃがんだようでした。そして両手だけを前
に回して、恥毛を引っ張ったのです。
するとみんなは、あたしの正面でしゃがんで股間を見つめ始めたのです。
「やめてっ、やめてっ、お願いだだから、そんな恥ずかしいこと……」
でも無慈悲に、ハサミの "シャキッ" という音が耳に届きました。
首を動かせなくても、恥毛が切り落とされた感覚はわかりました。
そしてそれが何度も繰り返されたのです。
「まぁ、無精髭みたい」
「ホントだぁ」
「さっ、次は剃刀でツルツルに致しましょう」
由乃さんは後ろで立ち上がると、あたしの前に周りました。そして新たに
手にした剃刀をあたしの顔の前に翳したのです。、

「動くと危ないですわ。大事なところが切れてしまいますわ。そうだ目隠し
をしましょうか……。絹代、お願い……」
「はい、かしこまりました奥様」
すると絹代さんは、エプロンのポケットから鉢巻の表な白い布を取り出し、
あたしの目にグルグルと巻きつけました。それはわずかな隙間もなく、完全
に目隠しの役割を果たしていました。

それにほり、あたしの不安は頂点に達したのです。


Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土