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あなたの燃える手で

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真夜中のティンカーベル

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美琴は今、自分の指一本で思いのままに喘いでいる。

「そうよ。自分の意思とは関係なく、どうしようもなく感じちゃう。美琴は
快感に操られる操り人形。しかもその糸はお母さんが握ってるのよ」
「あぁぁ~。お母さぁ~ん」
「敏感なトコロをいじられて……。あたしの気の済むまで踊り続けなさい」
「そんなっ、あぁだめっ、イイィィ~、あぁぁ~んそれイイィィ~」
「んん~、コレがいいのねぇ、ほぉ~らっ、指一本でこんなに……。時間を
掛けてたっぷり虐めてあげますからね。うっふふふっ」

今の美琴はまさに、快感に操られるマリオネットだった。
糸を握った園江に、美琴を逝かせるコトなど容易いコトだ。しかしそれでは
面白くない。逝きたくて堪らない体を焦らし、一番欲しい絶頂という名の快
感だけを取り上げて弄ぶのだ。それ以外の快感はたっぷり与えて……。

「んん~、ほぉ~らっ、こんなに締め付けて、感じてるのねぇ」
「逝くぅ、逝くぅ、あぁ逝くぅ あぁお母さぁ~ん逝っちゃうぅぅ~」
「逝っちゃうの? でもこうするともっともっと感じて、あぁ~らっ、あら
あらっ、さっきより締め付けて、もう逝く寸前なんじゃない?」
「そうよ、逝くっ、もう逝くっ、逝くっ逝くっ、あぁぁ~逝くぅぅぅ~」
「ほぉ~らっ、行く寸前の "あの快感" が止まらないでしょう」
「あぁ逝かせてっ、早く逝かせてっ」

「んん? だめよっ、真琴。まだ逝かせてあげない。まだこのまま」
「いやよ、こんなに感じてるのに。ねぇ、逝かせて、お願い逝かせてぇ」
「だぁ~っめ。ここからが辛い辛い生殺しの始まりなんだから」
「いやっ、生殺しなんていやっ……」
「あらっ、そう? お母さん大好きよ。こうやって虐めるの。ほらっ、ほ
ぉ~らっ堪らない。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ逝っちゃう、ほぉ~らっ」
「ひぃぃ~、逝くぅ、逝く逝くっ、逝く逝くっ、逝くぅぅ~」
「だぁ~めっ、逝かせない。うっふふふっ。でもまたスグに逝きたくなるわ
よ。ほぉ~らっ、もう逝きたくなってきた。んん? そうなんでしょう?」
「そう、そうよ。あぁ逝くっ、逝く逝くっ、あぁぁ逝っちゃうぅぅ~」
「んん~、逝きそう逝きそう、ほぉ~らっ、もうちょっとねぇ~、真琴ぉ」
「あぁぁ~逝く逝くっ、逝く逝くっ、あぁぁ~逝くっ、逝っくぅぅぅ~」
「逝っちゃうの? 逝っちゃうの? 真琴。んん? ほらっ、ほらほらっ」
「ひぃぃ~、だめっ、お母さん、あぁっ、あぁぁ~、逝くっ、逝くぅぅ~」
「まだよぉ、まだまだこのまんま。お母さんの指でもっと感じなさい」
「いやっ、逝かせてっ、逝かせてっ、もう逝かせてぇぇ~」
「だぁ~めっ。まだまだ。もっともっと、もぉ~っと指でココをコリコリし
て、辛い辛い生殺しに苦しむの。うっふふふっ」

それから園江の赦しが出るまで、真琴はただただ焦らされた。
それは一分を十分に、十分を1時間にも感じていた彼女にとって、一晩中焦
らされたような感覚だった。

「さぁ、それじゃそろそろ……、逝かせて、あ・げ・る……」
「うん、うん、逝かせてっ、お願い逝かせて……」
「もう息も絶え絶えって感じね。いいわ。コレだけ焦らさて逝ったら、どん
なに気持ちいいか。よぉ~く味わいなさい。ほぉ~らっ……」
指先がソコをクリクリとほじくり、唇がクリトリスを吸い上げ、舌がそれを
舐め嬲った。とどめを刺しに来たその総攻撃に、真琴は簡単に撃沈された。
「あたしったらっ……、ちょっと虐めすぎたかしら、あの子お昼に帰ってき
たのに、少し薄暗くなってきたわ」

園江は、さっきまで光の当てっていたカーテンを見つめた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土