2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

百合の宿 卍庵

13
皆様、こんにちは。
『百合の宿 卍庵』の女将、『濡百合』で御座います。
こうしてご挨拶をするのは、初めてで御座いますね。

『百合の宿 卍庵』は、女による女の為の宿で御座います。
宿泊をしながら悦楽の限りを味わい尽くす。しかもそれは射精で終わる男と
は違い、女によって長時間じっくりともたらされる悦楽に御座います。
延長料金などは御座いません。
責めるもよし、責められるもよし。毎日思う存分、時間の許す限り、飽きる
まで女の快楽、悦楽を味わっていただけます。
そんな毎日を過ごせるのが、この卍庵なので御座います。

ところで、昨日からお泊まり頂いている『立花かすみ』様。わたくし個人
的に大変気に入っておりまして、是非一度、と密かに思っております。
さてその立花様で御座いますが、本人の弁ではMとのことで御座いました
が、昨日のヒメユリへの責めなど中々どうして……。十分にSの素養もお
持ちかとお見受けいたしました。

立花様の滞在予定は三泊四日の "五つ百合コース" で御座います。
このコースは毎日当庵の女性をお選び頂けますので、初日はヒメユリでS
女を経験して頂き、最終日はわたくし自身が、と思っております。
では二日目の今日は、と申しますと、立花様には本来のM女にお戻り頂
き、S女に責められるのがよろしいのではないかと……。

それで本日は、S女の『オニユリ』を選んでみました。
鬼百合は今年四十になる熟女で御座いますが、その分経験は大変豊富で御
座います。生まれながらのS性といいますか、とにかく獲物をネチネチと
責め嬲るのが大好きな女で御座います。
その飴と鞭の使い分けは、立花様を必ずや究極の苦痛と悦楽の境地へと、お連れできるものと確信しております。
経験豊富な彼女の前では、立花様はもはや狼の前の子羊かと……。
そしてもう一つ、今回はわたくしが途中で乱入するという、特別な趣向も
用意しております。
もちろんそれまでの経緯はオニユリから詳細に聞いておりますので、皆様
には順を追ってご紹介して参ります。



二日目の正午、『柘榴の間』のドアがノックされた。
「はぁ~い」
かすみがドアを開けると、そこに現れたのは、かすみより10センチは背
が高い一人の女だった。その身長は170センチは有に超えている。
胸の奥を見透かすような切れ長の目に、スッと通った鼻筋。キツネ顔の美
人だが、どこか冷たそうに見えるのは薄い唇のせいだろうか。
そんな彼女の真っ直ぐな髪は、肩より伸びたキラキラな美髪だ。
長い首、引き締まった体。大きな胸。くびれた腰に抜群の脚線美。どれを
取っても、かすみが勝てるものなど一つもなかった。

「オニユリです。よろしくお願いします」
「あっ、立花かすみです。よろしくお願いします」
そう言って、かすみはペコリと頭を下げた。
「ねぇ、そう言う挨拶って、アナタが先に言うんじゃない?」
「えっ……?」
「あなたはM女であたしはS女。あなたは今日一日あたしの奴隷なの。一
言で言えば "女王様と奴隷" わかってるでしょう」
「はい」
「だったら、最初から奴隷らしくご挨拶なさいな」
「はい。申し訳ございません。今日一日オニユリ様の奴隷となる立花かす
みで御座います。どうか御調教の程よろしくお願い申し上げます」

かすみは慌ててオニユリの前で土下座をして頭を下げた。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土