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あなたの燃える手で

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お部屋でしましょうね


ー診察室編ー

その日最後の患者となった由美子は、1人待合室の長椅子に座っていた。
診察室から一つ前の患者が出てくると、すぐに名前を呼ばれた。
「伊藤さん、伊藤由美子さん。診察室へどうぞ」
「はい」
出てきた患者とすれ違い、由美子は診察室の中へと入った。
そこには綺麗に片付いた机の前に座る、1人の美しい女医がいた。

「約束通りね、由美子」
「お久しぶりです。最上先生。いつもLINEばかりで、なかなかお逢いでき
なくてすみません」
「いいのよ、そんなこと。それに最上先生はやめて、あずさでいいわ」
「そんな、呼び捨てなんて……。それじゃ、先生で……、いいですか?」
「しょうがないわね、いいわ、それで……」
「すみません」
「もう、いちいち謝らないの。それよりせっかく逢えたんだから……、わか
ってるわね」
「はい。わかってます」
「それじゃ……、お部屋でしましょうね」
「はい」
由美子がそう答えると、2人は一緒に立ち上がった。
「それから今日は、チョット面白くなりそうよ」
「えっ……?」
由美子は頭にいくつも?を浮かべながら、あずさに続いて隣室に入った。


『あずさクリニック』は、婦人科の個人医院だ。入院施設はないが、大抵
の治療はできる。
デリケートな部分の痒みから治療に訪れた『伊藤由美子』は、そこで院長
の『最上あずさ』と出会った。互いに今年四十になる二人は意気投合し、
同じ性癖から女同士の関係になるのに時間は掛からなかった。

二人は診察室から隣の部屋へと移動した。そこには分娩台があり、リラッ
クスな空間を演出しながらも、手術室のような雰囲気もあった。
「それじゃ始めるわよ、由美子。大人のお医者さんごっこを……」
「はい、先生。よろしくお願いします。」
「はい、よろしく。今回もしっかり治療していきますからね」
「はい」
「長くなりますよ」
「大丈夫です」
「ホント? それじゃ、いつもの誓いの言葉を言いなさい」
「はい。あたしはあずさ先生の奴隷患者です。どんな治療も受け入れま
す。存分にお楽しみください」
「よく言えたわ、由美子。それでは服を全部脱いで、分娩台に乗ってくだ
さいねぇ」
あずさは後半、医者の口調そのままに言った。
こうして "大人のお医者さんごっこ" は始まっていくのだった。

ここの分娩台は、上半身は通常のベッドと変わりない。しかし両脚を乗せ
る下半身部分は二股に分かれおり、この部分は左右に開く。膝部分も曲げ
られるように、真ん中から山形に折れ曲がり、上半身のベッド部分はリク
ライニングで倒せるようになっている。
あずさは分娩台に乗った由美子の手足を、ベルトでしっかりと拘束した。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土