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あなたの燃える手で

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白い魔女 6

29
「あぁぁ~痒い、痒いです婦長さん」
「まだまだ、もっともっと痒くなって、すぐに我慢できなくなるわ」

そうだ、あの綿棒を使って奥のアソコを……。
そんなことを思いつくと、雪絵はさっきの綿棒を取り上げ、綿の部分に滴る
ほどのスプレーをした。
「さぁ、中をお掃除しましょうねぇ。綿棒を入れますよぉ」
「ちょ、ちょっと待って」
「だめですよぉ。綿棒でさっきの気持ちいいトコロ、じっくりと責めていき
ますよ」
綿棒はスルスルと挿入され、さっき見つけた皐月の快感スポットにぴったり
と寄り添った。
「ココよねぇ。そろそろ痒くなってくる頃だけどぉ? 大丈夫かしらぁ?」
「えぇ? あぁ、あぁぁ~、痒い。ホントに痒くなってきました」
「そうでしょう。そんな痒くなってきたところを、綿棒の先でチョンチョン
って突っついたら……。ほらっ、ほらほらっ」
「あぁっ、あぁっ、だめっ、そんなっ、刺激したら余計……、痒く……」
「そうよぉ。だからしてるの。ほらっ、どんどん痒くなってくるでしょう」
「あぁぁ~だめっ、痒い。痒い痒い、あぁぁ~婦長さん、もうだめぇ~」
「あらあらっ、こんなもんじゃありませんよ。なにしろ人の体を痒くするた
めのお薬ですから……。うふふふっ」
しかし痒みに悶える皐月には、もうそんな言葉も届いていないようだった。

この媚薬がどれほどの痒みをもたらすのか。それはよくわかっている。自分
の時はクリトリスだけだったが、同じ痒みに悶えたのだから。
そしてだからこそわかる、この痒い時にどんなことをされたら辛いのか、堪
らないのか。

「ねぇ、こうやって綿棒を刺すように押し付けて、その場でクルクル回され
るのはどうかしら? ほらっ、こんな感じで……」
「いやぁぁ~、そんなのだめっ、そんなのだめですぅ、だめだめだめぇ~」
「んん~、痒いでしょう。堪らないわよねぇ~」
「は、はい。もう無理、もう無理です。掻いて、掻いてくださいぃ」
「だめよぉ~、ここからが楽しいんだから……。じっくりといきますよ」

皐月の拘束された分娩台はビクともせず。悶える皐月をがっしりと受け止め
ている。自分がされたラップ拘束程ではないが、それでも十分な拘束力だ。
そして痒みが一度頂点に達すれば、その頂点がずっと持続する。もちろん快
感も、逝く寸前のあの気持ち良さが持続することになる。
ここからはもう、痒みと快感のサンドイッチの中で悶えることになる。

「どうぉ? この媚薬の効果のほどは……」
「もう、もう、痒くて気持ちよくて……。あぁ~痒い、気持ちいいぃ~」
「そう、痒みと快感が一緒になって、相乗効果でどんどん感じていくのよ」
「あぁぁ~ホントに、どんどん気持ちよくなっていきますぅ~」
「痒いのにくすぐって欲しいでしょう。感じるトコロをもっと責めて欲しい
でしょう。苦しいハズなのに、辛いハズなのに、体がそれを欲するの」
「そうですぅ、もっと、もっと、あぁぁ婦長さん、あたしをもっと……」
「そうよぉ、あなたが望めば、扉は開かれるわ。えもいわれぬ快感。痒みと
エクスタシーが一緒に昇華する極上の快感があなたを包み込むの」
「あぁぁ、欲しいぃ。そんな快感が欲しいですぅ」
「そうでしょ。それも一度だけじゃないわよ。何度も何度も味わえるの」
「あぁぁ~、あたし、あたし逝きたいですぅ。なんでもいうこと聞きますか
ら、どうか逝かせてください」
その言葉を聞いて、雪絵の唇が三日月のように割れた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土