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あなたの燃える手で

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白い魔女 6

26
「あたしが一番興味があるのはね、青山さん。一週間禁欲したココが、どれ
だけ欲しがるか……、なんですよ。だから、調べていきますよ」
「調べる? って……?」
「まずは開いて観察します」

一旦その場を離れた雪絵は、すぐにワゴンを押して戻って来た。
そこには金属やプラスチックの見慣れない器具に、いくつかの褐色のガラス
薬瓶も見える。
そして傍にあった高さを合わせた椅子に座った。そこに座ると、ちょうど皐
月の股間が目の前にあり診察しやすい。そして近くに寄せたワゴンから、手
術用のだろうか、両手にクリーム色のゴム手袋を付けた。

「さぁ、まずは中を診せて下さいねぇ……」
そう言って、皐月の二枚の花びらに両手を伸ばした。
「どれだけ汚れているか、開きますよぉ」
雪絵の指先が花びらに触れ、そのままゆっくりと左右に拡げていく。
「あぁ、いやぁ~、恥ずかしいぃ」
「あぁー汚れてますねぇ~」
「いやっ、いやいやっ、言わないでっ」
「はぁ~いっ、もっと拡げますよぉ」
「えっ、でも、今は、汚い……、ですから」
「だから観察するんじゃありませんか……。ほらっ、見せてくださいねぇ」
雪絵の指は、更に左右に拡げていく。
「あぁー、かなり見えてきましたよ」
「あぁぁ、そんなによく……」
「えぇ。隅から隅までよぉ~っく見えますよ。あっちこっちにカスが付い
て、イヤラシイ匂いもさっきより強まって、もうプンプンしてますよ」
「そ、そんなに、ですか……?」
「そんなにですねぇ。ちょっと嗅がせてもらいますよ」
雪絵はソコに鼻を近づけると、ワザとらしく鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。
「あぁー匂う匂う。イヤラシイ匂いとオシッコの匂いが混ざり合って……」
「あぁ~、恥ずかしぃ。もう、もう終わりでいいですか?」
「まだですよ。始まったばっかりじゃありませんか」
「それにしても青山さん、あなた、色も形もホントにイヤラシイですね」
「そんなっ、婦長さぁん」
「さぁ、それじゃ、綺麗にしていきしょうね」

雪絵は座ったままワゴンから、細いゴムチューブを取り上げた。よく見ると
それは、片側には洗濯バサミのような小さなクリップが、反対側には貼り付
け用のテープが付いている。
「これで挟んで、引っ張って貼り付ける……、とっ」
雪絵の花びらは左右二本づつのゴムのチューブに引っ張られ、最大限に拡げ
られた。もちろん手を離しても戻らない。
「あぁ、凄い拡がってる……」
「そうよぉ。自分でもわかるでしょう? ゴムに引っ張られてパックリ。も
う隅から隅まで完全に丸見えですよ」
「あぁ、恥ずかしいぃ」
「それにしても、あっちこっちにカスがいっぱい。これを一つ一つ綿棒で取
っていきますよ」
「えぇっ? 綿棒で……。あのう何かで拭き取るんじゃないんですか……」
「いいえ、綿棒で一つ一つです」
雪絵はワゴンから綿棒を取ると、それでカスを取り始めた。
「えぇっ? こんなの、こんなの恥ずかしいですぅ」
「恥ずかしいですよねぇ。でもまだまだ時間が掛かりますよ。それまではず
ぅ~と……、丸見えのままですからね」
雪絵は妖艶に、そして冷たく微笑んだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土