白い魔女
70
ゆかりの腕を飲み込むようになって1ヶ月余りが過ぎた。
御堂はゆかりを、事あるごとにフィストファックで犯していった。
初夏の強い風の吹くある日、夜勤を終えた御堂は、1階のレントゲン室から
『森尾千鶴』の写真を受け取ると、4階のゆかりの居る特別室へ向かった。
途中で新人ナースの近藤沙也加に偶然出会い写真を渡した。
沙也加も千鶴の病室へ向かう途中で、二人でエレベーターに乗り込んだ。
「あなたの担当の森尾千鶴さん。もうすっかりいいみたいね。骨はもう十分着いているわ。あとは本人のリハビリ次第よ」
「はい。いつも屋上でリハビリをしています。彼女、屋上が好きみたいで」
「そう、がんばってね。でも気をつけてよ」
「はい。婦長、今日はもうお帰りですか」
「ええ、ちょっと用事を済ませたら」
「そうですか。お疲れ様でした」
沙也加は3階でエレベーターを降りていった。御堂はそのままゆかりの病室へ
向かい、ゆかりを地下室に連れ込み、分娩台に縛り付け右腕を沈めていった。
「ああぁぁ、いっ、いいぃぃ~。ああっそこは、そこはだめぇ」
「んん? これ、これがいいんでしょう。ほら、ここで手首を回されると堪ら
ないでしょう? ほらっ、これっ。ほらほら」
御堂はゆかりのGスポットに指の関節を擦りつけるようにして手首を回した。
「ひぃぃ~だっ、だめぇぇ~。やめてぇお願い。やめてぇ、やめてぇ~」
「ふふふっ、だめよ。まだまだ続けるわよぉ。ほらっ、ほぅ~らぁ堪らない」
「ああっ、ああっ、だっ、だめぇ~。いっ、逝くぅぅ~」
「だめよ。まだまだ逝かせないわよぉ。ほぉ~らぁ、グリグリグリグリッ」
「あっ、いやぁぁぁ~。だめ、だめ、それはいやぁ。お願い、やめてぇ」
「んん~やめない、やめない。まだやめないわよぉ。ほらっ、たっぷりグリグリしてあげる。ほらっ、グリグリグリグリ」
その二人の痴態の声を、院長の真弓がドアの外で聞いていた。
僅か10メートル先に沙也加がいる。ここまで何分かかっただろう。
もう風も痛みも、そして疲れも気にならない。
沙也加までの距離が1歩ずつ縮まってゆく。そのことがすべてを凌駕していた。
「千鶴、頑張れ。あと少しよ」
「うん」
沙也加がいつものように両腕を伸ばしてゴールに立っている。今まで何度も見た光景だった。
「千鶴、いつも通りよ。いつもと一緒。最後まで気を抜かないで」
そうだ、いつも通り。いつもと一緒だ。
その時、一際強い風が吹き抜けた。大きく左に傾く千鶴。完全に重心を持っていかれ、千鶴はその場に倒れた。
「きゃあ」
しかし沙也加は手を差し伸べなかった。
「千鶴。立って、一人で立つの。あと3メートルよ」
そうだ。転んでも立って歩けばいい。一人で立って歩くんだ。
千鶴はゆっくりと立ち上がった。それだけでも息が切れる。そしてまた新たな
1歩を踏み出した。
今、千鶴は沙也加の腕の中にいた。
「パジャマのズボンが少し汚れた」
「もう一人で着替えてね。何なら洗濯もしてみる?」
ゆかりの腕を飲み込むようになって1ヶ月余りが過ぎた。
御堂はゆかりを、事あるごとにフィストファックで犯していった。
初夏の強い風の吹くある日、夜勤を終えた御堂は、1階のレントゲン室から
『森尾千鶴』の写真を受け取ると、4階のゆかりの居る特別室へ向かった。
途中で新人ナースの近藤沙也加に偶然出会い写真を渡した。
沙也加も千鶴の病室へ向かう途中で、二人でエレベーターに乗り込んだ。
「あなたの担当の森尾千鶴さん。もうすっかりいいみたいね。骨はもう十分着いているわ。あとは本人のリハビリ次第よ」
「はい。いつも屋上でリハビリをしています。彼女、屋上が好きみたいで」
「そう、がんばってね。でも気をつけてよ」
「はい。婦長、今日はもうお帰りですか」
「ええ、ちょっと用事を済ませたら」
「そうですか。お疲れ様でした」
沙也加は3階でエレベーターを降りていった。御堂はそのままゆかりの病室へ
向かい、ゆかりを地下室に連れ込み、分娩台に縛り付け右腕を沈めていった。
「ああぁぁ、いっ、いいぃぃ~。ああっそこは、そこはだめぇ」
「んん? これ、これがいいんでしょう。ほら、ここで手首を回されると堪ら
ないでしょう? ほらっ、これっ。ほらほら」
御堂はゆかりのGスポットに指の関節を擦りつけるようにして手首を回した。
「ひぃぃ~だっ、だめぇぇ~。やめてぇお願い。やめてぇ、やめてぇ~」
「ふふふっ、だめよ。まだまだ続けるわよぉ。ほらっ、ほぅ~らぁ堪らない」
「ああっ、ああっ、だっ、だめぇ~。いっ、逝くぅぅ~」
「だめよ。まだまだ逝かせないわよぉ。ほぉ~らぁ、グリグリグリグリッ」
「あっ、いやぁぁぁ~。だめ、だめ、それはいやぁ。お願い、やめてぇ」
「んん~やめない、やめない。まだやめないわよぉ。ほらっ、たっぷりグリグリしてあげる。ほらっ、グリグリグリグリ」
その二人の痴態の声を、院長の真弓がドアの外で聞いていた。
僅か10メートル先に沙也加がいる。ここまで何分かかっただろう。
もう風も痛みも、そして疲れも気にならない。
沙也加までの距離が1歩ずつ縮まってゆく。そのことがすべてを凌駕していた。
「千鶴、頑張れ。あと少しよ」
「うん」
沙也加がいつものように両腕を伸ばしてゴールに立っている。今まで何度も見た光景だった。
「千鶴、いつも通りよ。いつもと一緒。最後まで気を抜かないで」
そうだ、いつも通り。いつもと一緒だ。
その時、一際強い風が吹き抜けた。大きく左に傾く千鶴。完全に重心を持っていかれ、千鶴はその場に倒れた。
「きゃあ」
しかし沙也加は手を差し伸べなかった。
「千鶴。立って、一人で立つの。あと3メートルよ」
そうだ。転んでも立って歩けばいい。一人で立って歩くんだ。
千鶴はゆっくりと立ち上がった。それだけでも息が切れる。そしてまた新たな
1歩を踏み出した。
今、千鶴は沙也加の腕の中にいた。
「パジャマのズボンが少し汚れた」
「もう一人で着替えてね。何なら洗濯もしてみる?」