18 この匂いって、さっき麗子さんから香っていた、あの花の香りと同じだ。「ねぇ、アリア。マリアのベッドから麗子さんと同じ香りがするよ」「えっ? そっ、そぉぅ……?」「別にいいんだよ、マリア。二人の関係のことは知ってるんだから。マリア正直に話してくれたじゃん」「うっ、うん。そうだよね」マリアはベッドの端に座る、響子の隣に腰を下ろした。「でもなんか恥ずかしくて……」「でもね、あたしもマリアのこと、だぁ~い好...