20仁美さんは棒付きキャンディをあたしに見せた。短い棒の先に球体の雨が付いたアレだ。「まさかソレを……?」「そうよ、怖い? 怖かったら自分で舐めて小さくしなさい」仁美さんは、四つん這いのまま振り向いたのあたしの口に、そのキャンディを入れた。「自分でコレくらいなら入りそうと思ったら渡して、ゆっくり入れてあげるから……。そのかわり、時間は10分よ」「十分……?」「だってそうでもしないと、つまらないでしょう」「確...