11椿の調整も追いつかず、小春は全身を仰け反らせて果てていった。「あらあらっ、小春ったら。勝手に逝って、イケナイ子ね」「ごめんなさい、ママ」「いいわ。明日あやめと会うから……」「えっ……? あやめ叔母さんと」「そうよ。ちょうどいいから、小春の気持ちを伝えておいてあげる」 「いいよそんなことしなくてぇ、恥ずかしいから」「うふふっ、恥ずかしいの? それじゃ言っちゃおうっと」「もう、ママの意地悪ぅ」「ねぇ小春...