22真弓はローテーブルに座った雪絵の真正面にくると、自分は床にしゃがんだ。「両膝を立てて……」「はい」銀縁の眼鏡に何かが宿っているのか、真弓がその眼鏡を掛けてから、二人の関係は "女王と奴隷" のようになっていた。今したばかりの熱いキスは氷のように冷えきり、今や雪絵は哀れな奴隷にへと成り下がっていた。真弓は雪絵の膝をしっかりと曲げ、そのスネと太ももに縄をグルグルと巻きつけた。長い縄はまだ1メートルほど余っ...