3屋上でキスをする二人の髪を、柔らかな風がフワリと揺らした。壁にもたれて立っているアリスの胸に、クララの両手が伸びた。鬱積み込んだ。「あぁん、クララってばぁ~」「うふっ、ちょっとだけ」クララの手は、制服の上からアリスの胸を包み込んだ。「相変わらず大っきい胸だね、アリス」「そう? クララだって大っきいじゃん」「そんなコトないよ。あたしは85。アリスは88でしょう」「3センチしか変わんないじゃん」「だめっ...