4「あぁー見える見える。ホントによく見えるわぁ~」御堂の持つペンライトは、煌々と栞のソコを照らしている。本来は室内灯の明かりだけで十分可能な診察だ。しかし御堂は敢えて栞を羞恥の海に突き落とすべく、ワザとペンライトを使った。しかし咄嗟の思いつきとはいえ、これが思わぬ功を奏した。「んん~これはよく見えるわ」「えっ……、そんなに……」「えぇ、よく見えるわよ。栞さんの恥ずかしいところがハッキリと照らし出されて...