【19】ベッドの中央に美佐子が、その両側に真弓と御堂が川の字になって横たわっている。2人は片肘をついて半身を起こすと、その脇の下に美佐子の腕を挟んだ。そして美佐子の両脚に自分の脚を蔓のように絡め、そのまま左右に広げた。これを美佐子の側からみれば、両腕は2人の脇に挟まれ、脚は広げられたまま2人の脚に絡め取られている状態だった。「コレだけでも、チョットした拘束状態ね」「事実手も足も出ないでしょう。ふふ...