Archive2009年03月18日 1/1
クレオパトラの微笑み
31逝くと思ったその瞬間、ローターが浮き上がり指が止まる。でもそれもまた一瞬。あたしはスグにまた逝く寸前に追い込まれてしまう。ママはローターと指を止める時間、それを出来るだけ短くするようにしているようだった。それはそのまま逝く寸前の快感がずっと続くことになる。なんて残酷な快感。それはまるでゴールのないマラソン。いや、ゴールは目の前に見えている。でもあと1歩のところで、ゴールは蜃気楼のように消えてし...
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2009/03/18 (Wed) 07:10