29ゆかりの剥き上げられた紅い真珠の上で、御堂の持つローターが振り子のように揺れている。その揺れは次第に振れ幅を狭め、やがて真珠の真上でピタリと止まった。根元をピンセットでしっかりの挟まれた真珠はプックリと腫れ上がり、蜜を塗ったようにヌラヌラと肉色に光っている。その真珠の先端から数ミリの所でローターが止まっている。「いやぁ、やめてっ、お願いやめてぇ」「ふふふっ」妖艶な笑みで御堂が微笑む。同性をいた...