27膝を曲げ。脛と太腿を一つに縛られた今のゆかりは、丁度正座をした格好で仰向けになった状態だった。そして脚を開かせ、まだ3メートル以上余っている縄をベッドの頭側の脚に掛けて引っ張った。ゆかりの脚は胸に着くばかりに引き上げられ、尾てい骨が浮き上がった。しかも脚はベッドの角に向かって斜めに拡がっている。そして引っ張った縄を太腿に巻き付けた縄に絡めしっかりと結んだ。御堂は枕を浮き上がった腰とベッドの間に...