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あなたの燃える手で

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白い魔女

27
膝を曲げ。脛と太腿を一つに縛られた今のゆかりは、丁度正座をした格好で仰向けになった状態だった。そして脚を開かせ、まだ3メートル以上余っている縄をベッドの頭側の脚に掛けて引っ張った。ゆかりの脚は胸に着くばかりに引き上げられ、尾てい骨が浮き上がった。しかも脚はベッドの角に向かって斜めに拡がっている。そして引っ張った縄を太腿に巻き付けた縄に絡めしっかりと結んだ。
御堂は枕を浮き上がった腰とベッドの間に、くさびのように差し込んだ。
「これでいいわ。この方が良く見えるでしょう」
持ち上がったゆかりの蜜壺は、天井からの強い光を受け影一つ出来ていなかった。
「本当。アナルまでね」
御堂がゆかりに聞こえるように言った。
「いやぁ、こんな格好」
真弓と御堂はゆかりが膝を曲げた分、広くなったベッドに上がると、ゆかりの蜜壺を覗き込むように腰を下ろした。ステンレス製の箱は御堂の横に置かれた。
2人の目の前には、ゆかりの蜜壺が次の責めを待っているように、パックリと口を広げている。
「さぁ、よく診てあげる」
その一言が合図となった。
御堂がゆかりの花びらを左右に拡げると、肉色に濡れ光った粘膜が露出した。
熱い花蜜がしたたり落ちそうな程、その中は潤っている。
その内部を真弓が見つめている。御堂は花びらを拡げたまま手を固定した。
「これがあなたの色ね。ゆかりさん。」
「いやぁ」
「多少色素の沈着は見られるものの、かなり綺麗な方ね。オナニーはあまりしないの?」
ゆかりは口ごもったように黙ったままだった。
「ふふっ、まぁいいわ。それじゃさっきの所をもう1度確認するわ」
そう言うと真弓はカルテを横に置き、中指を蜜壺に挿入していった。指はゆっくりと沈んでいくが、目はカルテを見たままだ。
「ああっ、いやっ」
ゆかりの体がピクンと震えた。御堂がゆかりの顔を覗き込む。不安で切なげなそれでいてどこか期待しているような、複雑な表情をした顔がそこにあった。
「まるで犯されているような顔ね、ゆかり」
先の見えないこの検査に恐怖に近い感情があるのは確かだった。しかし悦楽に対する欲求がそれを遙かに凌駕している。
真弓の指が御堂の責めていたポイントに指を合わせた。
「ここかしら? どう?」
その問いはゆかりの体に直接聞いているように、真弓は体の反応を観察している。
深く埋まった真弓の中指は、ゆかりのポイントを1ミリ刻みで捜すように蠢いている。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土