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あなたの燃える手で

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ざくろ荘物語


「もう、チェーン外しといてよぉ」
「だってぇ、怖いじゃないですか、何があるかわからないし……」

ようやくドアが開き、美砂は真子と向かい合った。
仕事から帰ったばかりの真子は、まだジャケットも脱いでいない。
肩までの髪をポニーテールにまとめ、その顔は童顔で愛らしい狸顔、人によっ
ては齧歯類の愛くるしさを連想するかも知れない。
顔からするとポッチャリ体型を思わせるが、意外にそのスタイルはよく、程よ
く肉の付いた柔らかな脚線は、どこか肉欲をそそるモノがあった。
巨乳とは言えないまでも、大きな胸がジャケットを下から持ち上げている。

「今から行くって連絡したでしょう?」
「そ、そうですけどぉ……、一応確認しないと……」
真子はナースという仕事柄か、確認グセがついているらしい。
美砂は洋室に通された。ソコには4人掛けのテーブルがあり、椅子も4つあ
る。しかしそのうちに1つには、小梅がモデルを務める女性誌が、堆く山積み
にされていた。
「まぁ、悪いコトじゃないけどね。それはそうと真子ちゃん、まだシャワー浴
びてないわよね」
「はい……」
「そう、よかったわ」
「えっ……? あっ、小梅さん?」
「そう、その方があの人喜ぶから。まだ6時かぁ……。小梅さん、帰りは7時
頃になるって言ってたなぁ」
「あのう、コレ……。病院から持って来ました」
真子は傍らにあったバッグを引き寄せると、その中に手を入れ何かを鷲掴みに
して、テーブルの上に置いた。
それはアヒルのクチバシを思わせる、見かけないモノだった。
それと何錠かの錠剤。そして数個のイチヂク浣腸だった。
「コレなぁ~に?」
「それはクスコです」
「クスコ……?」
「はい、それを女性器の中にいれて、開いて中を覗くための道具です」
「へぇ~。聞いたことはあるけど、コレがそう。見るのは始めてだわ」
「そうですね。病院以外で見かけることはないですから……」
「そうよね」
「後この錠剤は利尿剤です」
「あぁ、オシッコのしたくなる薬ね」
「そうです。不思議なくらいたくさん出ます」
「うふふ。面白そうね。こんなモノで虐めて欲しいの?」
「でも、コレ使えるかしら?」
美砂はクスコを持つと、それをしげしげと眺めた。
「それなら小梅さんが……。以前にも何回か使ったコトありますから」
「へぇ~、知らなかったわ」
「別に難しいコトありませんから、美砂さんだって」
「あらっ、そう?」
「それでコレがイチヂク浣腸。今回は5個だけですけど」
「今回はコレで」
「はい……」
「ナルホド。これが病院から持って来たモノで、他にもオモチャあるのよ
ねぇ。何しろ真子ちゃん、バイブやローターはイッパイ持ってるものねぇ」
「そんな、イッパイだなんて……」
真子は美砂に言われ、持っているオモチャをテーブルに並べた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土