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あなたの燃える手で

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アリスの魔法

25
アノ人がベッドの上で悶えている。見た目は完全に1人芝居だ。
だからあたしと先輩は、いくらでもトボけたフリが出来る。

ほらっ、ほらほらココ。ココを刺激されると、ほぉ~ら堪らない。
んん~体が仰け反りそうねぇ。でもそれも出来ないのよ。だって今のあなたの
首から下は、指先を動かす自由すら認められていないんだから……。
先輩の分まで、あたしがしっかりと虐めて責め抜いてアゲルわ

「ねぇ、美香さん。もういいわよ。そんなにしなくても。ねぇアリス」
「はい、あたしもそう思います。先輩、コノ人大丈夫ですか?」
そう言いながら、細いの触手で肉芽をチロチロと刺激する。そして触手を舌の
ようにザラザラにすると、まさにそのまま舐めて上げた。
「あぁぁ~、だめっ、だめよ。あぁ逝くぅ、逝くぅぅ~」
「何だか迫真の演技ですね、先輩」
「本当。ココまでやられると、正直チョット引くわ」
「違うの、本当に、本当に逝きそうなの、あぁだめっ逝くっ、逝っちゃうぅ」
「もう、こうなったら最後まで付き合って上げましょうかアリス」
「はい、わかりました」
とかなんとか言って、あたしと先輩はコッソリ目を合わせた。
そういえば昨日、先輩も力を使えるって言ってたけど、その力って……。
まっ、いっか。そんなコトより今はコッチに集中しなきゃ。
「はぁぁ~逝くぅぅ、逝く逝くっ、あぁ逝っちゃうぅぅ、ひぃぃだめぇぇ」

急に強まった締め付け方。さっきよりも確実に上がった体温。そして何よりも
この異常なまでの濡れ具合。それらの情報が、あたしにもジンジン伝わってく
る。それはつまり、この人が本当に逝きそうなコトを物語っている。
後はあたしのさじ加減一つだ。
チラリと先輩を見る。その目はテニスでダブルスを組んだときに見せた目と同
じ、 "あたしにお任せ" のサインだ。
それならそれで、取り敢えず1度逝かせてみようか。
あたしの先輩の前で、1人芝居のまま本当に逝ってしまえば、先輩が愛想を尽
かす十分な理由が出来る。
あたしはそう思って一気に責め立てていった。もう自分でも後戻りできないく
らい、この人を絶頂へと無理矢理押し上げる。
「ひぃぃ~、逝くぅぅ~、あぁぁ逝くっ、逝くっ、逝く逝く逝くぅぅぅ~」
全身をブルブルと震わせ、蜜壺が強烈な締め付けをみせた。
この人の全身をが、絶頂の快感に包まれていくがよく判る。

それは今にも逝きそうな、いやもしかしたら逝ったとも思えるくらい絶頂の寸
前に起こった。
首を振った彼女の髪が空中で止まったのだ。フワリト持ち上がった髪の毛が、
空中で落ちずに固定されたように止まっている。そしてよく見れば、この人自
身が固まっていた。それは金縛りというレベルではない。まさに凍り付いたよ
うに固まっているのだ。目も瞬きしない。まさか本当に凍り付いたのか。
あたしは、先輩を見た。
先輩はの唇は、酷薄に意地悪くを歪んでいる。そしてあたしは先輩の目に、青
白い鬼火のようなモノが灯っているのを見た。
「せ、先輩……?」
「これがあたしの力よ」
「えっ……???」
「時間を止めるの。それも対象人物の時間だけをね」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土