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あなたの燃える手で

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アリスの魔法

24
ある意味そんなあたしも、決して褒められた人間ではない。
でも今は、傷付けられ先輩のために心を鬼にしてるだけだ。
あたしはそんな風に、自分に言い聞かせた。

あたし達3人が、怪しい雰囲気になるのに時間は掛からなかった。
でもだからって……。
アノ人は自分から服を脱ぐと、さぁ気持ち良くしなさいとばかりにベッドに横
になった。
あたしと先輩はまだ上着しか脱いでいないのに……。
その顎で人を使うような仕草に、あたしはカチンときた。
あたしは先輩にチラと視線をくった。
イイですか? 力を使っても……。視線にはそんな言葉を載せている。
そして先輩は小さく頷いた。
そのGOサインと共に、あたしは力を発動させた。
使い慣れた力はただちに触手を伸ばし、アノ人を全身を絡め取った。
「あっ、いやっ、なに……??? 体が、体が動かないわ」
アノ人が困ったような顔でこっちを見た。
「ねぇ、チョット、何見てるの。助けて、助けてよ……」
でもあたしと先輩は、まるでアノ人がココにはいないような、その感じをたと
えるならば、映画でも見るようにアノ人を見ていた。
そうだ。そうなのだ。アノ人はスクリーンの向こうの人。ココで起こっている
ことは、すべて別の世界のコトなのだ。
なんとなく、あたしの中にそんな考えが生まれていた。

あたしの体には、アノ人の肉の感覚が明確に伝わっている。
うふふっ。女の体ってやっぱりイイな。そんなコトを思いながら、アノ人の手
足を引き延ばしながら、ベッドの上で大の字にしてあげた。
もう完全にこの体はあたしのモノだ。逝かすも焦らすも自由自在。
さぁ、まずはどうしてくれようか。

「ねぇ、チョットあんたたち……。どうにかして。体が動かないのよ」
あたしと先輩は黙ったままアノ人を見ている。
あたしは触手で乳首を触り、花びらを開いて中へと極太の触手をねじ込んでい
く。乳首は硬く尖り、蜜壺はネットリと糸を引くようにネバついてる。
「あぁ、ひぃぃ、いっ、いや。なに? なんなコレ……」
「どうしたの? 美香」
「涼子助けて。体が、体が変なのよ」
「変って……。どんな風に変なの? 具合でも悪い?」
「そうじゃなくて、動かないの。金縛りに遭ったみたいに動かないのよ」
「またぁ、美香さんってば嘘ばっかり……」
「本当よ。本当に動かないの」
「もう、そんなプレイが好きだったんですかぁ?」
「本当だってば……」

先輩は気が付いていないだろうけど、先輩の唇、なんともイヤラシく唇が歪ん
でいる。もしかしたら、あたしもそうかも知れない。

あたしは差し込んだ極太触手を、バイブのようにブルブルと震わせた。それは
まさに機械のバイブレーションそのものだ。強弱を付け、感じるトコロを捜し
ていく。
「あぁぁ、いやっ、いやよ。そんな。あぁ、ソコはぁ」
うふふっ、見つけた。コノ人の弱いスポット。
さぁ、ココを徹底的に虐めてあげる。先輩見ていて。
そう思ったとき、あたしはもしかしたら、唇をペロリと舐めたかも知れない。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土