眠れない羊たち
第12話:蜂天寺奥の院 2
天蜂尼と時江は、全裸でテーブルに仰向けになった百合子の両手首を引っ張
り、テーブルの脚に繋がる手枷に繋いだ。そして脚はテーブルを跨がせ、膝から
下がブラ下がるようにすると、その足首を足枷に繋いだ。
つまり百合子は、全裸で黒い漆塗りのテーブルに大の字に繋がれたのだ。
すると天蜂尼が、被っていた帽子(もうす)を脱いだ。
年の頃は百合子達より少し上か同じ、四十路の半ばくらいか。
形の良い頭に大きな瞳、凛とした鼻筋にポッテリとした唇。一つ一つのパーツ
は申し分ないが、それを一つの顔と見るとどこか卑猥な感じを醸し出す。
しかも綺麗に剃り上げられた頭の為か、若干若く見えなくもない。ちなみにそ
の頭には、毛髪のカケラもない。
天蜂尼は百合子の足側に回り込むと、股間の黒い茂みを見下ろした。
「まぁまぁ、めかくし様の御前でこのような不浄のモノを……。これは取り払
わねばなりません……。ねぇ、庄屋」
「はい、仰せの儘に、天蜂尼様」
「では……」
天蜂尼は傍らに置いた箱の蓋を開けると、中から剃刀を取りだした。
それは二つ折りになった、刃渡り5センチくらいのモノだ。
それを指先で1本に伸ばすと、鈍く輝く刃を百合子に見せつけた。
「さぁ、これでツルツルにしてあげましょうねぇ」
「えっ、そんなっ、そんな恥ずかしいです……」
「なんですか? このような不浄なモノ、取り払わねばならないでしょう?」
「でも……」
「百合子、今からあなたのここが、子供のようになるのよ」
時江はニヤリと笑みを浮かべながら、シェービングクリームを百合子の茂みに
吹き付けた。
「ここの毛を全部剃られたら、色も形も全部丸見えねぇ」
「ふふふっ、よぉ~っく見せて貰いますよ。百合子さん」
「いやっ、いやっ、そんな……。恥ずかし過ぎますぅ」
天蜂尼の持つ剃刀が股間に近づき、時江が腰を上から押さえつけた。
「あぁっ、いやっ……、時江さん……」
「ほらっ、大人しくしなさい。百合子」
「動くといらぬ怪我をしますよ。さぁ、それでは……」
それはジョリジョリと音を立て、クリームごと根こそぎ刈り取られていく。
回りからジワジワと、まるで包囲網の輪を縮めるようにその中心へと向かって
いった。
花びらを寄せ、引っ張り、剃刀は際どい部分へと入り込んでいく。
包囲網が縮まるにつれ、百合子の股間がその全貌を現し始めた。
「ふふふっ、見えてきましたよ、百合子さん」
「はぁ、いやっ、いやっ」
しかしジョリジョリと音を立てる剃刀に、止まる気配はない。
「もう完全にツルツル。なんてイヤラシイ形なの、百合子」
「本当に淫らですねぇ。さぁ、後もう少し、1本残らず剃り上げますからね」
「あぁ、恥ずかしい、もう、もうやめて……」
「あらあら、まだ諦めていなかったの。今更そんなこと言っても、もう手
遅れよ。だってもう何も残っていないもの」
そして、剃刀が沈黙した。そう、天蜂尼が最後の一剃りを終えたのだ。
天蜂尼が剃刀を閉じ、時江がシェービングクリームを拭き取ると、二人はまる
で完成した作品を見るように、百合子の股間に視線を注いだ。
百合子はその視線を、痛いほどソコに感じていた。
天蜂尼と時江は、全裸でテーブルに仰向けになった百合子の両手首を引っ張
り、テーブルの脚に繋がる手枷に繋いだ。そして脚はテーブルを跨がせ、膝から
下がブラ下がるようにすると、その足首を足枷に繋いだ。
つまり百合子は、全裸で黒い漆塗りのテーブルに大の字に繋がれたのだ。
すると天蜂尼が、被っていた帽子(もうす)を脱いだ。
年の頃は百合子達より少し上か同じ、四十路の半ばくらいか。
形の良い頭に大きな瞳、凛とした鼻筋にポッテリとした唇。一つ一つのパーツ
は申し分ないが、それを一つの顔と見るとどこか卑猥な感じを醸し出す。
しかも綺麗に剃り上げられた頭の為か、若干若く見えなくもない。ちなみにそ
の頭には、毛髪のカケラもない。
天蜂尼は百合子の足側に回り込むと、股間の黒い茂みを見下ろした。
「まぁまぁ、めかくし様の御前でこのような不浄のモノを……。これは取り払
わねばなりません……。ねぇ、庄屋」
「はい、仰せの儘に、天蜂尼様」
「では……」
天蜂尼は傍らに置いた箱の蓋を開けると、中から剃刀を取りだした。
それは二つ折りになった、刃渡り5センチくらいのモノだ。
それを指先で1本に伸ばすと、鈍く輝く刃を百合子に見せつけた。
「さぁ、これでツルツルにしてあげましょうねぇ」
「えっ、そんなっ、そんな恥ずかしいです……」
「なんですか? このような不浄なモノ、取り払わねばならないでしょう?」
「でも……」
「百合子、今からあなたのここが、子供のようになるのよ」
時江はニヤリと笑みを浮かべながら、シェービングクリームを百合子の茂みに
吹き付けた。
「ここの毛を全部剃られたら、色も形も全部丸見えねぇ」
「ふふふっ、よぉ~っく見せて貰いますよ。百合子さん」
「いやっ、いやっ、そんな……。恥ずかし過ぎますぅ」
天蜂尼の持つ剃刀が股間に近づき、時江が腰を上から押さえつけた。
「あぁっ、いやっ……、時江さん……」
「ほらっ、大人しくしなさい。百合子」
「動くといらぬ怪我をしますよ。さぁ、それでは……」
それはジョリジョリと音を立て、クリームごと根こそぎ刈り取られていく。
回りからジワジワと、まるで包囲網の輪を縮めるようにその中心へと向かって
いった。
花びらを寄せ、引っ張り、剃刀は際どい部分へと入り込んでいく。
包囲網が縮まるにつれ、百合子の股間がその全貌を現し始めた。
「ふふふっ、見えてきましたよ、百合子さん」
「はぁ、いやっ、いやっ」
しかしジョリジョリと音を立てる剃刀に、止まる気配はない。
「もう完全にツルツル。なんてイヤラシイ形なの、百合子」
「本当に淫らですねぇ。さぁ、後もう少し、1本残らず剃り上げますからね」
「あぁ、恥ずかしい、もう、もうやめて……」
「あらあら、まだ諦めていなかったの。今更そんなこと言っても、もう手
遅れよ。だってもう何も残っていないもの」
そして、剃刀が沈黙した。そう、天蜂尼が最後の一剃りを終えたのだ。
天蜂尼が剃刀を閉じ、時江がシェービングクリームを拭き取ると、二人はまる
で完成した作品を見るように、百合子の股間に視線を注いだ。
百合子はその視線を、痛いほどソコに感じていた。