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あなたの燃える手で

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眠れない羊たち

第13話:蜂天寺奥の院 3
漆塗りのテーブルに、大の字に縛りつけられた百合子。
恥毛を1本残らず剃り上げられ、極限の羞恥を味わいながらも、彼女にその脚
を閉じる術はなかった。

天蜂尼は剃刀を箱に戻すと、青々とした剃り跡を撫でた。
「ふふふっ、綺麗に剃れましたねぇ」
そして触り方を触れるか触れないかのフェザータッチに変えると、百合子の体
がブルッと震えた。
「はぁっ、あぁぁっ」
「相変わらず敏感ですねぇ百合子さん。こうすると……、もっと感じますよ」
ニヤリと唇を歪めながら、フェザータッチは僅かに爪を立て、10個の波紋を
描きながら、剃り跡を這い回り始めた。
百合子は、あっという間にくすぐったさと快感の狭間に突き落とされる。
「はぁぁ~、いやっ、そんなっ、あぁっ、あぁぁっ、て、天蜂尼様……」
やがてくすぐったさは消え、快感だけがその勢力を拡大していく。
「ふふふっ、ほらほらっ、太腿の付け根を下から、ほぉ~らっ」
脚の付け根と淫花の花びらの間を、指が1本下から掻き上げた。しかも指先だ
けは小刻みに前後に動いている。
「指だけでこんなに感じて、まるで煩悩の固まりですねぇ。こんな淫らな体に
は、コレを使うとしましょうか」
そう言って天蜂尼が箱から撮りだしたモノは、穂先の白い筆だった。
「まぁ、良かったわねぇ百合子。あなたの一番好きな筆責めよ」
「いやっ、いやっ、待って。天蜂尼様、筆は、筆は……」
「筆がどうしたのです?」
「そ、それは……、その……」
実は天蜂尼も、百合子が筆に弱いことは知っている。知っていてワザと言わそ
うとしているのだ。
「どうしました? 百合子さん」
「あたし、筆で責められると……」
「筆で責められると何です?」
「筆で責められると……、筆に弱いんです」
「筆でドコをどうされると、弱いのです?」
「そ、それは……」
「言わないなら、どうなるか試すまでですね」
白い穂先が、百合子の股間に近づいた。
「いやっ、待って、それは……、筆は堪えられ……、ません」
「うふふっ、筆で責められるのが、百合子には一番よく効くのよねぇ~」
時江が天蜂尼横で、百合子の顔を覗き込む。
「さぁ、ドコをどうされると弱いのか、もっと詳細におっしゃい」
「アソコを穂先で……、そっと撫でられると」
「こうですか?」
筆の白いバラけた穂先、その先端だけがそっと剃り跡に触れ、そして離れた。
「ひぃっ、あぁ~」
「まぁまぁ、1度撫でられただけでそんに……、それでは何度も撫でられた
ら、さぞ堪らないでしょうねぇ~。ほらっ、ほらっ」
穂先はサワサワと軽く優しく、淫花の回りを這い回る。
「ひぃぃっ、いやっ、待ってっ、あぁぁだめっ、だめですぅ、天蜂尼様ぁ…」
大の字に縛られた体が、筆から逃れようと可能な限りクネリ、ウネリ、そして
仰け反った。しかし筆はいとも簡単にそれを追いかけ、一瞬たりとも離れるこ
とがない。
「ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっどうです? んん~堪りませんか?」
「あぁぁ~、お、お願い、もう、もう限界です、天蜂尼様、どうかもうお赦し
をっ。あっ、ひぃぃ~、ひぃぃ~、あぁぁ~」
「もう限界……。そうですか。それでは時江さん。百合子さんをしっかりと押
さえつけてください」
時江は上半身で百合子の腰の上にもたれ掛かった。その重さで、百合子はもう
腰をクネらせることが出来なくなった。
「さぁ、腰を据えて、ジックリと筆責めをして差し上げますよ。百合子さん」
「いやっ、いやっ、どうか、どうかお赦しを、天蜂尼様ぁぁ~」
「あらあらっ、もうどうしようもないわねぇ。大好きな筆でジワジワと責めら
れるといいわ。時間を掛けてたっぷりとね……」
時江は百合子にもたれながら、両手で花びらをパックリと拡げた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土