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あなたの燃える手で

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眠れない羊たち

第6話:海百合荘 4
地獄の快感責め。その言葉を聞いた沙織は、浴衣の帯で縛られた両手首を引っ
張った。しかし帯は巻き付いた床の間の柱から緩む気配は無い。
下半身では女将の百合子が、四十路の熟れた肉体を脚の間に割り入れ、開いた
脚をしっかりと押さえ込み、右手の指先を蜜壺の快感スポットにピタリと当て
ている。左手は肉芽の皮を全て剥き上げ、丸裸になったその敏感の極みを舐め
ようと顔を近づけていた。

「さぁ、沙織。中を責めながらココをペロペロと舐めて……、ゆっくり楽しま
せて貰うわ。いっぱい悶えてのたうち回りなさい」
「いやっ、あぁ百合子さんやめてっ」
「うっふふふっ。ほらっ、ほらほらほらっ。先ずはココをクリクリクリィ~」
「はぁぁ~だめっ、いやっ、いやぁぁ~、あぁぁ感じちゃうぅ~」
「次はこの凄ぉ~く敏感なコレを、舌の先で……」
百合子の顔が沙織の股間に完全に埋まった。赤い唇から伸びた濡れた舌が、そ
の先を硬く尖らせたまま沙織の肉芽をチロチロと嬲り始めた。
「ひぃっ、ひぃぃ~、逝くっ、逝く逝くっ逝っちゃうぅぅ」
百合子の唇が、ソコを舐めながら三日月のように割れた。その目は股間から、
沙織の悶える様を見上げている。
「あらっ、締まってきたわぁ。また逝きそうなのねぇ。ほぉ~ら逝きそう」
「はぁぁぁ~。逝かせてっ、逝かせてっ。お願い逝かせてぇぇ~」
「まだまだ。ほぉ~らっ、このままジックリ生殺し。こんなに感じて逝けない
なんて辛いわねぇ。あたしも女だから良く判るわぁ」
「それなら、それなら逝かせて下さい」
「こうやって焦らして虐めるのが大好きなコト、沙織も知ってるでしょう」
「でも、でも……。あぁっ、だめっ、逝くっ、あぁ逝くぅぅ~」
「うふふっ。動けないわねぇ。もうあたしにされるがまま……」
そしてまた、時に肉芽を吸い出し、舌先を小刻みに動かしは嬲り回す。
「あぁぁ~、逝く逝くっ、もう逝く、もう逝くぅ~」
「んん~体が硬直して、もうチョットで逝けそうよ沙織」
「あぁっ、逝くっ……、あぁぁ逝くっ、い、逝くっ、逝っくぅぅ~」
「ほぉ~らっ、逝きそう逝きそう。逝く寸前のこの快感が堪らないのよねぇ。
んん~体がビクビクして、あぁー逝く逝く。ほぉ~らっ逝っちゃう」
「はぁぁ、あぁっ、あぁ、逝・か・せ・てぇ~。お願い、あぁ、逝・くぅ~」
「ほぉ~らっ、ここまで来てまた逝けない。どう? とっても残酷でしょう」
「あぁっ、……もう、もうおかしく……、なっちゃうぅ」
「大丈夫よ。気が狂ったりしないから。しっかりと正気を保ったまま、気を失
うことも出来ないのよ」
「いやっ、いやぁ。あぁぁ、あぁぁ……逝かせてっ、逝くっ、あぁ逝くぅぅ」
「どう? あと1ミリで逝けない快感は。まさに生き地獄でしょう」
沙織は蛇のように身をくねらせ、そしてピンと張りつめたように硬直させた。
「沙織、あなた本当に可愛いわ。その泣きそうな声が、悶える顔が、あたしを
どんどん淫らにしていくのよ。ほらっ、もっと泣いて。もっと悶えなさい。あ
と1時間は焦らすわよ」
「そ、そんなに……。お願い百合子さん。1度、1度逝かせて……」
「だめだめっ。それを赦さないから愉しいんじゃない。そうでしょう?。沙織
は1度も逝けないまま、ずぅ~っと悶え続けるのよ」

海百合荘1階の奥。従業員用の寝室での痴態は、終わり無き宴のように続いて
いた。
そしてようやく赦された沙織の絶頂。その断末魔のような喘ぎ声も、全て磯に
砕ける波音が掻き消し飲み込んでいた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土