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あなたの燃える手で

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眠れない羊たち

第4話:海百合荘 2
「沙織、沙織。さぁ、こっちにいらっしゃい」
海百合荘1階の奥にある従業員用の寝室。そこは厨房の奥にある和室だ。
8畳の部屋の中央に引かれた布団の上に、風呂上がりの熟れた体を横たえ、海
百合荘の女将『南百合子』は、沙織に向かって手招きした。

「はい、ただいま……」
沙織と呼ばれた若い女は、一糸まとわぬ姿になると、恥ずかしがる素振りも見
せず、百合子の隣に仰向けに横たわった。
他の通いの従業員はみんな帰宅している。今この海百合荘にいるのは、女将の
百合子と住み込みで働いている沙織、そして2階の夏宮という宿泊客だけだ。

「やっぱりいいわねぇ、若い体は」
百合子は慈しむように沙織の体を撫でさすった。
「そんな、若いなんて……、もう24ですから」
「あらっ、四十路のあたしから見たら充分よ。さっ、今夜はいっぱい虐める
わよ。覚悟しなさい」
「はい、気の済むまで虐めてください。百合子さん」
「いい子ねえ、沙織はぁ」
百合子は沙織にのし掛かるように上になると、その唇を塞ぎ舌をねじ込んだ。
トロトロと唾液が流れるにまかせ、舌をクチュクチュと絡めた。
それだけで、若鮎のような体がビクビクと反応する。
「この張りのある体。白くてスベスベで敏感で、もう全部羨ましいわ……」
女将の舌使いに嫉妬が混ざり、唇は耳から首筋をゆっくりと上下した。
「あぁぁ~ん、あぁぁ~……」
沙織の首が、まるで舐めるのを助けるように反り返る。そして百合子の背中に
両手を回し、背中に優しく爪を立てるとその手でフワフワと輪を描いた。
その途端、百合子は背中にゾクゾクと性感を感じた。
「あぁ~ん、沙織ったらぁ。ダメよ、悪戯する悪い手はこうしてあげる」
ビクンと仰け反った百合子は、沙織の両手首を掴むと、近くにあった浴衣の帯
で両手首を一つに縛り、その帯の端を床の間の柱に結びつけた。
そして改めて沙織の上になると、彼女の乳房を舐めはじめた。しかし百合子は
巧に乳首を避け、なかなかソレを舐めない。
「あっ、あはぁぁ~、ゆっ、百合子さぁん」
「うふっ、早く乳首を舐めて欲しいんでしょう。んん?」
「あぁっ、あぁぁ~ん、早く、早く舐めて……、ください」
両手を縛られた沙織の体が、舌をねだるようにクネクネと百合子の下で踊る。
「だめよぉ。そう言われるともっと焦らしたくなっちゃう」
ニヤリと笑って、百合子は沙織の顔を見下ろした。
「あぁぁ~ん、そんなぁ~。焦らされると、あたし、あたし」
「そうねぇ、沙織は焦らされるのが弱いのよねぇ。あなたがここへ来てから2
年。この体のどこをどうすればどうなるか、全部知ってるんだから」
百合子はシットリした太腿を、沙織の足の間にスルリと滑り込ませた。まずは
沙織の脚を閉じられなくすると、右手を出来た股間の隙間へと伸ばした。
「あぁっ、あぁぁっ、ゆっ、百合子さん」
脚を閉じようとしても、当然百合子の脚が邪魔をする。
「んん? どうしたのぉ? 沙織ぃ。ほらっ、ほぉ~ら入っちゃうわよぉ」
指は肉壺への侵入すると、あっという間に快感スポットを探し当てた。
「今日も一日よく働いてくれたわね。さぁ、ご褒美よ。沙織」

スポットにピタリと当てられた指先が、ソコをほじくるように動き始めた。そ
の力加減や動かし方は、彼女の体を知り尽くしているだけに絶妙を極めた。
自分の下でビクビクと快感に打ち震える沙織を見て、百合子は満足そうに微笑
んだ。若鮎は今や泣きそうな顔で、全身をピンクに染め上げている。

「さぁ、ココをジックリと虐めて楽しむわよ。覚悟しなさい沙織」
「そんなっ、あぁっ、あぁぁっ、だっ、だめっ、ソコは、ソコは赦してっ」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土