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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚

【44】
あたしの体を舐め回す、4人の仮面のセレブ。その舌使いに悶えるあたしを、
梓先生は1歩引いたところから見ています。

「さぁ、こっちもご開帳といきましょうか」
「ホント? あぁ早く、早く見たいわぁ」
「なにしろバージンのアソコですものねぇ、特別ですわぁ」
「まずはよく見てから……。それからジックリとよ」
いつの間にか先生の手には、あのハサミが握られています。
「それでは……」
「あぁっ、いやっ……」
シャキッ、シャキッとショーツが切られる音が聞こえました。そしてゴムの締
め付けが消えた瞬間、ショーツはお尻の下から引き抜かれてしまったのです。
そして先生の指先が花びらにあてがわれ、それを左右に開いていきます。
「ほぉ~らっ、見えちゃう……」
「いやぁ、やめてぇ。恥ずかしぃ、恥ずかしいわ」
「そうねぇ、バージンをみんなに見られちゃうんですものねぇ」
「ふふふっ、よぉ~く見てあげますからねぇ。いい子にしてるのよぉ」
みんなの視線が、あたしのアソコに突き刺さります。
「まぁ、これがバージン……。キレイな色ねぇ」
「濡れてるから余計輝いて見えますわぁ」
「これをどうやって奪うの?」
月の仮面が先生に聞くと、先生は佐智枝さんの方を振り返りました。
「佐智枝を使って……」
あたしは自分の耳を疑いました。
「佐智枝さんを使ってって、どういう意味ですか……?」
「言葉通りの意味よ」

見れば佐智枝さんは、未だに痒みに苦しんでいます。 
先生は佐智枝さんを、下半身だけカタツムリから解放しました。そして新たな
ディルドゥを手にしたのです。
それは双頭型のディルドゥでした。しかもそのディルドゥはショーツのように
履いて装着するのです。
つまりショーツの内側と外側に、あの忌まわしい突起が伸びているのです。
先生は内側の突起にだけ媚薬を塗りつけると、それを佐智枝さんのアソコに差
し込み、強引に履かせたのです。
「あぁ、いやっ、いやっ、もうやめて……」
そしてその時になって、佐智枝さんはようやく両手を解放されたのです。
でもそれは、ほんの束の間のことでした。
佐智枝さんの両手は、背中で再び拘束されたのです。
そして先生は何やら革の拘束具を持ち出すと、それを佐智枝さんの体に取り付
け始めました。
拘束具は腰や肩など、数カ所からベルトが伸びています。そしてそのベルトは
全て背中にある1つのリングに繋がっているのです。
そのリングにクレーンのフックを引っ掛けると、後はクレーで佐智枝さんを吊
り上げるだけでした。
クレーンが鎖を巻き取るにつれ、佐智枝さんの両脚が宙に浮き始めます。
その体を先生が支えていると、佐智枝さんの体が徐々に横になり始め、最終的
には俯せの状態で、水平になって浮き上がっていきました。
フックを掛けたリングから下に伸びた数本のベルトがピンと張り、その放射状
のラインはどこかピラミットを思わせます。

「いやっ、怖い、怖いわっ」
「大丈夫よ。この拘束具はあなたの体重は十分に支えられるから」
そしてある程度体が宙に浮いたところで、今度は前進のボタンを押したので
しょう。クレーンがレールの下で移動し始めたのです。
そう、あたしに向かって。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土